「全部自分のせい」と思ってしまうあなたへ
失敗したとき、うまくいかないことが起きたとき、あなたは心のどこかで「自分が悪い」と思っていませんか?
誰かを責めたくない、理解されたい、真面目に向き合ってきた。それでも結果が出ないと、矛先は自分に向かう。
けれど、それはあなたが弱いからでも、努力が足りないからでもないのです。
Index
なぜ「自分を責める」クセがつくのか
- 完璧主義:常に正しくあろうとするがゆえに、ミスを自分の人格の問題と感じてしまう
- 高すぎる自己期待:達成できなかったときに「自分には価値がない」と思ってしまう
- 過去の失敗や後悔:何度も思い返し、自己否定の根拠にしてしまう
- 他人との比較:SNSなどで他人の成功ばかりを見てしまう
- 癒着傾向:他人の感情と自分の境界が曖昧になり、「自分のせい」と感じやすい
実は「怒り」が自分に向いている
誰かに怒りを感じても、それを出せない人は多いです。優しさや配慮ゆえに、怒りを表現せず、自分を責めることでバランスを取ろうとしてしまう。
でも、本当は「こんなはずじゃなかった」「もっと大切にされたかった」という想いが、怒りの奥には隠れているのかもしれません。
では、どうしたらいいのか?
- いつも“いい人”でいようとする目的を見直す:それは「見捨てられないため」かもしれません。
- 自分を褒める:どんな小さなことでも、ノートやスマホに書き出すだけでも違います。
- 自分の感情を否定しない:「辛いね」「しんどかったね」と自分に声をかける
- ちゃんと休む:休むことに罪悪感を持たず、「整える時間」として尊重する
- 怒りの奥にある悲しみに気づく:「できなかったこと」「守れなかったこと」への悲しみを、少しずつ引き受ける
最後に:誰も責めない自分を目指して
普段、人を責めないあなたなら、あなた自身も責めるべきではないのです。
責めるたびに「悪者」ができてしまうなら、誰も責めない“無害者”として生きる視点を持ってみてください。
それは「責任放棄」ではなく、「境界を持つこと」なのです。
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