【不倫をやめたい女性へ】やめられない心理と後悔しない手放し方
こんにちは。
心理カウンセラーの浅野寿和です。
不倫をやめたい。
でも、やめられない。
同時に、「大切な人を傷つけてしまった」という罪悪感に、ずっと苦しんでいる。
このページに辿り着いたあなたは、頭では「もう終わりにしたほうがいい」と分かっていながら、気持ちが追いつかず、答えを探している最中なのかもしれません。
不倫をやめたいのにやめられない。
それは、意志が弱いからでも、だらしないからとは限りません。
この記事では、「不倫をやめたい・やめられない」「不倫の罪悪感で苦しい」「大切な人を傷つけてしまった」と感じている方に向けて、不倫を手放せなくなる心理的な理由と、無理なく向き合っていくための考え方を解説します。
Index
不倫をやめたいのに、やめられない女性のリアルな悩みと心理
不倫で悩まれている女性から、よくこんな声を伺います。

- このまま続けても幸せになれない気がする
- 将来が見えず、不安ばかりが募る
- 不倫をしているという罪悪感が消えない
- 不倫する自分を否定的に捉えてしまう
- 不倫がバレた時のことを考えると、周囲からの評価が気になって不安
- でも、彼のことはやっぱり好きで離れられない
- 誰にも相談できず、孤独を感じている
「やめたい」と「離れたくない」が、同時に存在している。
その矛盾が、心をいちばん苦しめるのだと思います。
僕自身、そういったご相談をたくさんお聞きしてきました。
不倫をやめられない女性心理とは?【心理学的解説】
依存・自己犠牲・逃避が重なる構造
不倫をやめられない背景には、次のような心理が重なっていることが多くあります。
- 不倫相手からの愛情や承認に依存してしまう(依存)
- 相手の事情を優先し、自分の幸せを後回しにする(自己犠牲)
- 向き合いたくない現実から、一時的に逃避している(逃避)
これらは「心の弱さ」のように感じると思います。
たしかに考え方によっては、そう見ることもできるのかもしれません。
ただ、多くのご相談を伺うと、むしろ、真面目で、我慢強く、人を大切にしようとする人ほど、巻き込まれやすい心理でもあるのです。
無価値感が不倫を手放せなくさせる理由
不倫をやめられない女性の深層には、「無価値感」が影響しているケースが少なくありません。
- 私には価値も魅力もない
- 誰からも必要とされないのではないか
- もう愛してもらえないのではないか
- 私の気持ちなんて大切に扱う価値なんてない
こうした感覚があると、
「今、私を求めてくれる人」を失うことが、
自分自身の存在価値を失うことのように感じられてしまいます。
だから、不倫関係を手放そうとすると、怖くて、苦しくて、余計に執着が強まっていくことがあります。
※罪悪感と無価値感の関係については、こちらの記事で詳しく解説しています。
周囲からの期待やプレッシャーが引き起こす不倫もある
実は不倫で悩む女性に多い隠れた要素として
「周囲からの(仕事や結婚などの)プレッシャー、社会的な期待に流されている」
というものがあるんですよ。
いわば、「プレッシャーや期待ばかり感じる個人的な環境や気持ちのあり方」があって、そこから逃れるように不倫関係を持つこともあるんですよね。
それはまるで
「地下に潜るような」
「自分自身を今ある環境から隠してしまうような」
と例えることができる、とも言えるんですけども。
実は、不倫には、普段社会の中で見せている
「優等生・イケてる私の外し、本当の私を見せられる場所を作る」
という意味合いが込められていることがあるんです。
ただ、実はそこで見せている「本当の私」って、本当の私じゃない事が多い、というのが僕の見解です。
そこで見せているのは「悪い子の私」であって、「真実の愛ある私」ではないことが少なくない、といいますか。
だから、不倫関係が辛くなり、真に愛ある関係を求めたい気持ちも感じるのだと思うのですよ。
過去の恋愛経験、家庭環境の影響も考えられる
また、「過去の恋愛経験」や「幼少期の家庭環境」が、現在の恋愛観や結婚観に影響を与えている可能性もあります。
過去の恋愛経験の中で、年上の異性を望むことが多かった場合、自然と父を思い出させるような既婚者や、女性の扱いが上手であろう既婚男性に心惹かれる場合もあるでしょう。
また、幼少期の家庭環境として
「父親不在・父親と不仲」もしくは「父親だけが私の味方だった」といった状況
また、「母親との葛藤が強い」という状況であった場合
どこかで「父を投影する異性(≒既婚者男性)」を求めやすくなるという傾向があるともいえますね。
もちろんこの話は実際にカウンセリングで詳しくお話を伺わないと、なんとも言えない話ではあるのですけれどもね。
「不倫をやめたい」という気持ちが行動に移せない本当の理由
動機づけの心理から見る「やめたいのに続く」仕組み
心理学の視点で見ると、不倫をやめたい人の内面には、
- 好きな人と愛し合いたい欲求
- 愛し合える人がいない状況を避けたい怖れ
この二つが同時に存在しています。
頭で「やめよう」と決意しても、彼から連絡が来る、会う機会が生まれる・・・
そうした外的刺激が入った瞬間に、欲求が一気に動き出してしまうのです。
これ、なかなか意志の力で止めることって難しいかもしれません。
会いたい、愛し合いたいという欲求が強ければ強いほど・・・。
彼からの連絡・誘いが引き金になる理由
不倫関係が続いてしまう最大の理由は、
「彼が近くにいること(連絡できてしまうこと)」そのものです。
会える、連絡が取れる、存在を感じられる。
それだけで、心は反応してしまいます。
これは意志の問題ではありません。
仕組みの問題です。
だからこそ、「やめられない自分」を責める必要はないのです。
「大切な人を傷つけた」と感じて苦しいあなたへ
不倫をやめたい方の中には、関係そのものよりも、
「大切な人を傷つけてしまった自分」
「取り返しのつかないことをしたのではないか」
という罪悪感に、強く苦しんでいる方もいらっしゃいます。
罪悪感だけで不倫を終わらせようとすると、うまくいかない理由
確かに罪悪感は、不倫をやめる動機にはなりえます。
けれど、罪悪感だけで自分を追い込むと、逆に苦しさが増すことも少なくありません。
自分を責め続けると、心はどこかで「逃げ場」を求めてしまうからです。
罪悪感の奥にある、本当の願い
罪悪感の奥には、
- 誰かを大切にしたかった
- 愛したかった
- 誠実でありたかった
そんなあなた自身の願いが隠れています。
そうでなければ、ここまで罪悪感で苦しむことはないのではないでしょうか?
「本当はこんなカタチで彼と出会いたくなかった」
「でも、好きな人が既婚者だった・・・」
「自分の気持ちを抑えることはできなかったけど、本当はきちんと向き合いたかった」
「でも、今の関係は彼も、彼の家族も、そして私自身を傷つけているから苦しい」
僕自身、そんなお声をたくさん伺ってきましたよ。
そこにはきっとあなたの本当に表現したい気持ちがあるのだと思うのです。
このテーマについては、「大切な人を傷つけた」と感じて苦しい方に向けて、別記事で詳しく解説しています。
不倫をやめるために本当に必要なこと【心理的アプローチ】
① 自分を責めずに、気持ちと向き合う
不倫をやめるために必要なのは、自分を責めることでも、無理に正解を出すことでもありません。
「これが今の私なんだな」と、一度そのまま認めることです。
ただ、ここでの向き合うとは、「自分を責める」とか、「だって仕方ないじゃないと言い訳を考える」ということを意味しているのではありません。
特に不倫関係を手放す際にハードルとなりやすい気持ちは
「自分自身が誰も愛せない女性のように感じる」
「今の私に愛せる人がいない」
ではないでしょうか。
しかし、そう感じるとしたら、きっとあなたはきちんと誰かを愛したいと願っているはずなのです。
が、無価値感などの影響で「そんなことは無理」と感じてしまっていると、不倫を辞めることが難しくなってしまうのですね。
つまり、不倫を辞めるために必要なことは
「私って誰の幸せにもなれない」
「女として必要とされない」
「理想的な男性と付き合うことはできない」
などの無価値感ゆえの感覚を変えていくこと、と言えるんです。
それは真実ではないよ、ということを深く理解していくアプローチ、ですね。
② 無価値感を整えるためのセルフワークを取り入れる
以下のように自分を認めていくことは、無価値感を少しずつ整えていく助けになります。
- 不倫相手がいなくなることを怖れている自分を認める
- 純粋に誰かを愛し、与えたいと思っている自分を肯定する
- 女性としての幸せを得る可能性が、これからもあると認める
もちろん一人で悩まれるより、カウンセリングなど専門家に相談すると、客観的な視点からのサポートを得ることができますよ。
③ 不倫相手以外の「安心できる関係」を持つ
今の不安や孤独を、不倫相手だけで埋めようとすると、関係を断ち切ることはとても難しくなります。
あなたを理解してくれる人、今のあなたを信頼できる人と関わることが、大切です。
カウンセリングも、その一つの選択肢になります。
不倫関係を終わらせる具体的な行動ステップ
彼と会わない・連絡を取らない
不倫をやめたいなら、「彼と会わない、連絡を取らない」という行動は有効です。
これは、彼を嫌うことではありません。
不倫をやめたいとお考えの方の内面にも
- 「好きな人と愛し合いたい」という欲求
- 「愛し合える人がいないという怖れを回避したい」という欲求
がある状態と考えられ
実際に「彼」(彼と会う、彼から連絡が来る)という外的な刺激を認識した瞬間に、この欲求が発動してしまうから関係が続くわけです。
だとすると
「不倫をやめたければ、彼と会わない、連絡を取らない」
という行動が有効に作用する可能性があると言えますね。
言い方を変えるならば
「自分の周囲に彼がいなければ不倫はできない」
という感じです。
ただこれは、あくまで「彼と会わない、連絡を取らない(彼からの刺激を受けない)」ということであって、彼を嫌うとか、彼を悪く思うことではありません。
無理やり彼を嫌おうとすると、逆に欲求が強まる場合もありますので、ご注意くださいね。
それでも揺れるときの対処法
ただ、彼と会わないようにと考えても、なかなか自分の欲求を抑えることが難しい場合もあるでしょう。
つい、彼を求めてしまったり、彼を探してしまうこともあるやもしれません。
そのようなとき、カウンセリングなどを上手に利用しながら、自分の気持ちと上手に向き合うことも有効な手段になります。
欲求が出てくるのは自然なことです。
一人で耐えようとせず、誰かの力を借りてくださいね。
こちらの記事もおすすめです
不倫をやめたいのにやめられないと感じている方には、心理的な仕組みを整理したこちらの記事も参考になるかもしれません。
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まとめ:不倫から学び、次の幸せを選ぶということ
不倫をやめる決断は、簡単ではないかもしれません。
だからこそ、感情を整理し、自分にとっての本当の幸せを考える時間として、カウンセリングを使うという選択もあります。
いくら望まない不倫だったとしても、あなたが示してきた優しさや愛情は本物であって、偽物ではないはずなのです。
そんな「相手のことを思い、いっぱい与えられる」という思いや事実があるならば
あなたには「対等なパートナーシップ」を築き、未来の幸せを創造していく力はある
ということになるのです。
その上で「自分にとっての本当の幸せ」について真剣に考えてみてください。
「誰かを愛せる私」「誰かに必要とされる私」とは、私が幸せになるための手段の一つでしかないのです。
あなたが選ぶべきは、あなたの本当の幸せなのです。
もし、あなたが報われない不倫をやめられずにいて、それを手放したいと心から願われているならば
まず自分を知り、受け入れ、大切にしてみてはいかがでしょうか。
このサイトでは、
「人は裁かない。でも、構造はごまかさない。」
というコンセプトで、恋愛や関係の中で揺れやすくなる“立ち位置”を、心理学の視点から整理しています。
好きだからこそ考えすぎてしまう。
相手を大切にしたいのに、どう関わったらいいかわからなくなる。
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