夫が、不倫相手に夢中になっていて辛いです。

夫は、明らかに不倫をしていています。

「もう夫の心は、他の女の人に向いているんだな」「不倫相手のことが好きなんだな。夢中なんだな」とわかってしまう時があって、本当に苦しいです。

でも夫はバレていないと思っているでしょう。

どうしてバレないと思っているの?バカなの?と思います。

なぜ夫は、不倫を続けるのでしょうか?

なぜバレていないと思うのでしょうか?

これから私は、どうしていけばいいか、わからなくなっています。

ネタ募集ネーム:ことさん(※一部編集しています)

ネタのご協力ありがとうございます。

んー、本当におつらい状況ですよね。。。

確かに奥様側からすれば、本当に信じられないと思うんですよね。

どうして夫が不倫がバレていないと思うのか。

実は、夫側が「バレていない」「妻や家族は気付いていない」と真剣に信じていること場合もありますし、

「うっすらバレている?」とは分かっていたとしても、奥様やご家族がそこまで苦しんでいるとは想像できないケースも少なくないようです。

今日はなにか参考になればと思いコラムを書かせていただきます。

よろしければどうぞ。

不倫相手に夢中になっている夫が取りやすい態度・3選

本来はケースバイケースですけど、不倫相手に夢中になっているご主人様の態度は人それぞれ違うものかもしれません。

代表的な態度は以下の通りです。

今までの様子とは激変して、妻や家族に冷たい態度を取る

「今まで優しかった夫が急に冷徹な態度を取るようになった」

「急に家にお金を入れなくなってしまった」

このように、ご主人が今までの姿とは激変してしまうことが起こることがあります。

今まで子煩悩で優しくて家事も積極的に手伝ってくれていたご主人でも、不倫相手に急激に惹かれ始めると人が変わったようになってしまうことも少なくないようですよ。

これは罪悪感がバリバリ強く出てきている証拠とも言えます。

罪悪感は身近な人、愛してくれる人、支援してくれる人などを強力に遠ざける「自分は愛されるべきではない」という感覚をもたらすものなのでね。

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罪悪感と無価値感 〜心理学の用語解説〜罪悪感と無価値感 「罪悪感」とは、「自分は罪な存在」「罰せられるべきである」「幸せになってはいけない」などという感覚をもたらす感情...

自分の正しさを証明するために、妻の非を責める

これも結構あるあるな話で、自分の正しさを証明しようとするがゆえに、妻を責めるようになることがあります。

このときの心理として考えられることは、不倫をしている後ろめたさから、強く正当性の主張したくなる、という感じなんですよ。

もちろん責められている側からすると、すごく辛いはずなんですよね・・・。

なお、ここでの正しさは、いわばコントロールの心理に近いものになりますね。

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コントロールの心理 〜思い通りにならないと気がすまない?〜人をコントロールしたい! 〜思い通りにならないと気がすまない?〜 今日はコントロールの心理に関する解説です。 僕たちさまざまな「...

他にも、帰宅が遅い、急に家を出ていったとか、自室から出てこなくなったとか、いろんなことが考えられますけどね。

不機嫌に振る舞って、妻に文句を言わせない態度をとる

これは、家の中でいつも不機嫌そうに振る舞って、いわば支配的な態度をとるというパターン。

目的は文句を言わせないため、ってことが多いです。

まぁ俺に近づくな、俺に文句を言うな、という感じ。

それぐらい触れられたくない、隠していたいなにかがある、と心のなかで感じている人に見られるパターンです。

不倫中の夫に見られる心理

実は不倫中の夫、特に「不倫相手に夢中になっている夫」の心理状態にはある特徴がある、と考えられるんです。

それが「性的な欲求・魅力に抗えなくなっている」という部分です。

もう少し詳しくご紹介します。

激しい愛・愚かな愛という恋愛パターン

「激しい愛・愚かな愛」

これは心理学者ロバート・スタンバーグという人が提唱した恋愛理論の中にある「恋愛の形」のひとつなんです。

この理論を用いて不倫相手に夢中になっている夫の心理状態を推し量りますと、次のようなことが言えると僕は考えています。

  • 情欲の要素、つまり、ロマンティックな引力や性的欲望(パートナーに対する性的な魅力)などを強く感じている状態。
  • 責任の要素、つまり、「相手をとても愛している・ずっと一緒にいる」という決意を持っており、それが長期的な意味合いで「一緒に居続ける」と感じられている。
  • しかし、親密さの要素、互いに深い理解と結びつきを感じる感情的な要素があまりなく、信頼や尊敬、共感、共有の感覚などが少ない状態。

まぁいわゆる「急速に燃え上がるような恋」って、こういった形をしていることが少なくないんですよね。

このような感覚はある意味「不倫相手を運命の人と思わせるだけのパワー」を持っている欲求だと考えられますよ。

だから、当のご本人も冷静じゃいられない、なんてことも多々あることでして。

かつ、ご主人は既婚者さんでありますから、結婚しているという感覚、倫理観などもまた、心が拘束された感覚を覚える理由にもなります。

そこに罪悪感やら背徳感まで感情的に加わってきますので、苦しく、しかし強い刺激を受けやすい心理状態、いわば興奮しちゃってる状態になり、その状態に依存してしまうこともしばしば、でしょう。

だから、いいか悪いか別にして、今までの様子とは激変して、妻や家族に冷たい態度を取るようになるんです。

なお、恋愛の中に「責任の要素がなければ、それはただの性的な欲求を満たしたい関係になりやすい」ということでもあります。

夫が不倫相手に夢中で辛い。そんな時の過ごし方

では、夫が不倫相手に夢中で辛い時の過ごし方について、いくつかご提案させていただきたいと思います。

自分自身の味方や相談相手を見つける

まずは自分自身の味方、相談相手を見つけていただくことがおすすめです。

やはり悩みを一人で抱え込んでしまうと、気持ちの面でも追い込まれやすくなります。

僕も経験がありますが「あぁ、やってしまった」とか「信じられないことがおきた」と感じると、どうしても自分を責めますし(自分を責めても問題は解決しないのですが)、孤独や誰も味方がいない感覚を感じやすくなるんです。

そういった意味でも、自分自身の味方や相談相手を見つけておかれることは重要なポイントです。

カウンセラーも相談相手の一つとしてご検討いただけると幸いですm(_ _)m

自分の気持ちを口に出す

こう、僕の書いているこの記事も他の情報もそうなんですけど、情報を知ってなるほど、と腑に落とす作業は大切なんですが、頭の中でぐるぐるあれこれ考え続けると、気持ちもネガティブになってしまいやすいんです。

なので、自分の気持ちを口に出す、ということがとても重要になります。

気持ちを口に出すことで、少し自分自身のマインド(ここでは不倫された被害者意識や怒り、恨みつらみ、悲しみなど)を軽くすることができると考えられるんです。

夫の本音や本当の姿を推測しすぎない

これはカウンセリングでもよく伺うことなんですが

「どれが夫の本性なのか、本音なのか」と考えすぎてしまうこともあろうかと思います。

が、ここにあまりエネルギーを投資しないことも重要なことです。

もちろん、考えるな、とはいいません。考えてしまうものだと思うので、これもしゃーないことなんです、きっと。

ただ、いつまでもその発想にとらわれないほうが楽になりやすいです。

今までの夫、不倫相手に夢中の夫、どちらもご主人の姿なんです。

要は、夫という人間の一面なのです。

もちろん、今回のご質問のように「夫が不倫相手に夢中」と感じている奥さまには

「めっちゃつらいですよね、苦しいですよね」

と僕もお伝えするしかないのですが、夫の本音や本当の姿を推測しすぎると疲れてしまうので、そんなときは深く深呼吸して気持ちを落ち着けたり、誰か信頼できる人に相談してみてください。

気持ちの面で不倫に巻き込まれない

あと、なかなか難しいこととお感じになるかもしれませんが、奥様側が

「気持ちの面で不倫に巻き込まれすぎない」

ということも重要なポイントです。

めっちゃ辛いし、苦しいし、絶望的な気分になるし、不倫された自分を呪っちゃうし・・・

そう感じやすい状況であることは僕も理解できるんです。

ただ、「自分の中で少しでもいいので冷静に今の状況を見ること」ができるようになるだけで、気持ちはかなり楽になるのも事実です。

実際、僕もこのようなご相談をお受けして、心理面でのサポートをさせていただいてきましたが、「少し冷静になれた気がします」とお伝えいただくクライアント様のご様子は、確かに気持ちが乱れていたときとは別人のようにも感じます。

なので、ちょっと変な喩えなのですが

「(ちょっと笑えない)ドラマを見ているような感覚」

のような意識を持つことで、今を冷静に見つめることもできるようになるかもしれません。

それでもおっつかなければ、味方に話したり、カウンセラーに相談したり、といった手段をお考えいただければと思います。

最後に

いかがでしたでしょうか。

夫が不倫相手に夢中と分かるだけで、めちゃめちゃ傷つきますよね。

そして、「自分が夫に不倫された」という事実が、劣等感や無価値感につながって、すごく惨めな気持ちを覚えたり、自分をちっぽけに感じてしまうことも起こり得ることです。

このつらい気持ちを我慢して耐えるより、誰かに話す、少しでも気分を整える方法を使いながら、苦しい時期を少しでも楽に乗り切っていただければ、と願っています。

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