恋愛・夫婦の心理学

彼とスキンシップが少なくて寂しいときの処方箋

浅野さんへ質問

「彼の否定的な言葉に傷ついてしまい、どうしたらいいか分かりません。」
の質問に答えてくださり、ありがとうございました!

彼の否定的な言葉に傷ついてしまい、どうしたらいいか分かりません。 浅野さんに質問があります。 こんにちは。 数ヶ月前に現在の彼氏とのお付き合いが始まり、それと同時期に浅野さんのブログを発見してか...

ずっと暗くモヤモヤした感情があったのに、ブログを読んだらスッと心に刺さり落ち着きました。
そうか、彼は恥ずかしい気持ちがあったのか。
たしかに思い返してみればなんとも言えないような表情をして恥ずかしそうにしていたのを思い出しました。。

拒否されるたび悲しくて、またかとイライラしてこの人とは合わないのかな。なんてマイナスなことばかり考えて食事も喉が通らなくなるほどでした。
視野を広げてみればそんな深刻なことでもないのに…大切な人を手放そうとしていました。危なかったです。
勇気を出して質問して良かったです、ありがとうございます!!

浅野さん、この話の流れでもうひとつ気になることがあるんです。

毎日電話してくれたりと愛されてるという実感はあるのですが、スキンシップが少ないんです。

浅野さんのブログを読みはじめてから、甘えて欲しいなら、まずは与えてみるということを取り入れてます。期待ばかりで求めていちゃいけないと。(見当違いだったらすみません)

付き合った当初は自分もツンツンしていました。
私も恥ずかしがり屋です。
今は、素直な自分を見せたい。と思いはじめ、なかなかできなかった自分から甘えにいってみる。ということをしています。
ほんの数回だけ、彼のほうから膝にねっころがってきたり、抱きしめてくれたり、甘えてきてくれたことがありました。
こうやってずっと彼を癒せたらいいなぁ、と幸せな気持ちになりました。

ですがそれっきりで、最近はほとんど私からばかりです。
これも褒めたり与えはじめたことで彼に恥ずかしいという感情が出てきて甘えられなくなっているのでしょうか?
どこか無意識にでも拒絶する心があるのか。
そうだとしたら私は甘えるのをやめるべきなのかな、、逆効果だったかなと考えてしまいます。
褒めたり私が甘えてみることによって、逆に甘えられなくなってしまったのでしょうか?

毎回私からでなんだか腑に落ちませんし、スキンシップが少なくて寂しいです。
友達感覚で付き合うのもいい関係だとは思うんですが、もっと触れてほしいです。求めて欲しいんです。
正直にスキンシップが少なくて寂しいと伝えてみようかとも考えますが、彼を傷つけてしまうんではないかと思うと躊躇します。

手を繋いだり、ハグしたり、恋人らしいことをしたいのに。。
長年付き合ったり、結婚生活が長かったりしたらなんとなくそうなるのかなぁという気はしますが
まだ付き合って7ヶ月目でこんな感じだと、この先が不安になってきます。
もうそういう淡白なタイプの人だと思って付き合っていくしかないのでしょうか?

お時間あるときにお返事いただけると嬉しいです。よろしくお願いします。

ネタ募集ネーム:りなさん

りなさん、ご感想をいただきありがとうございますm(_ _)m少しでもお役に立てているならばよかったなぁ、と思っています。

で、今回はスキンシップに関するご質問ですね。

今回のご質問を紐解く鍵は「スキンシップが少なくて寂しいです。もっと触れてほしいです。求めて欲しいんです。」という記述に全てが隠されています。

もうこれが全てだと言ってもいいぐらいですね。

ではご質問にお答えしますね。

恥ずかしがりの恋愛は「何も起きない」

ご質問の中に「毎回私からでなんだか腑に落ちませんし、スキンシップが少なくて寂しいです。」と書いてくださってありますが、ごもっともな意見だと思っておりますよ。

やっぱり毎回私から、では腑に落ちないし、寂しいですよね・・・。

なぜこのようなことが起きるのか。

その理由を一言でざっくり書いてしまえば「恥」の影響なんです。

 

僕たちの世界では「恥ずかしがり同士の恋愛は何も起きない」と言われてます。

それぐらい私たちは恥ずかしいと思うことができないし、やりたくないと思うのです。

とにかく恥を感じたくないからですね。

そもそも恥の感情はかなり強いエネルギー。受け入れるととても心地よいものですが、恥を苦手にし、受け入れずにいると、とにかく逃げたくなってしまうのです。

それが転じて、恥をかきたくない、恥ずかしさは避けたい、と思うようになる感じですね。

この恥を受け入れないために使われるのが「ネガティブな意味合いでのプライド」です。

プライドとは心の防波堤。自分が感じたくない感情を感じないブロックのようなもの。

恥ずかしがりさんほどバカにされたり、屈辱的な思いをしたくないと強く思うので、プライドが高くなるんです。

恥を受け入れるには「恥を受け入れる勇気」が必要なのです。

その勇気さえあれば、パートナーシップはうまくいく、と言えるほどです。

さて、この「恥」という感情の影響について見つめると、次のようなことが分かってきます。

例えば、彼女が彼に「手をつなごう」と伝えたら「嫌だ」と拒絶されてガッカリした、というお話。

これ、よくよく見れば「私が勇気を出して恥ずかしさを受け入れた」のに、「彼は恥を受け入れようとはしなかった」みたいな話ですから、そりゃもう「どうして同じ気持ちになってくれないの?」と思って当然な話だとも言えます。

何?その妙なこだわり?硬派なつもりなの?とか思っちゃうかもしれませんよね。

「そんなに自分のプライドばかり意識してどういうつもりなの?やっぱり私のことが好きじゃないんだよね?」と思う方がでてきて普通なのです。

ですが、ここに「彼のプライド」その存在が見えてこないでしょうか?

よーくその男性の反応を見てみると、次のようなことが考えられるのです。

「彼女のことが好きであるのだけど、あまりに恥ずかしさを受け入れられないので、ついつい彼女の求めに応じられず、同じ気持ちを共有することができなくなっている。」

もしこのように男性を見るなら、かなり戸惑い困っている様子や、ちょっとかわいらしい側面が見えてこないでしょうか。

何が言いたいかといいますと、まぁ「恥ずかしがっている人、恥を拒絶している人を責めたところで何も問題は解決しない」ってことですな。

スキンシップレスが起きるのも「恥」の影響

さて、ここからは少し「恥」についてお話をしようと思います。

みなさんにとって「恋愛関係において最も恥ずかしいこと」ってなんでしょうか。それは具体的に何だと思われます?

僕はセックスだと思います。

なぜならセックスとは、自分が最も隠しておきたい部分をお互いに見せ合い愛し合う行為だから。自分の恥を相手に受け入れてもらっている行為であり、自らも相手の恥を受け入れる行為といえますね。

このように捉えると、なんだかセックス自体のイメージも少し変わってこないでしょうか?

そして、本当に愛する人のことならすべてを受け入れたいと思いませんか?

ただ、恥ずかしがりのままでいるとそう思えません。とにかく恥ずかしいことは嫌だと感じるのでセックスやパートナーから遠ざかりたくなるのです。

そこで伴う気持ちが「恥を感じたくない」という怖れであり、あのイヤーな気分なのです。

だから、恥ずかしがりのままいるだけで、スキンシップやセックスの頻度が落ちることはありえます。また、恥ずかしがり屋同士のカップルの場合、スキンシップレスやセックスレスの問題を抱えやすい傾向があるといえるわけです。

つまり、この問題をシンプルに突き詰めていくと「お互いが「恥」という感情を受け入れることができない,という心の反応によって引き起こされている」と考えられるのです。

が、スキンシップレスやセックスレスの問題はとかく「自尊心」に影響する問題でもあるので、まさか自分が恥を受け入れられないから起きている問題だとは認識されないことも少なくないわけですね。

まさに自分を大切にされていない、愛されていない、と感じやすいわけです。

もちろん性的な問題には罪悪感〜性的なものに対するタブー感、嫌悪感〜もつきまといますから、一概に恥だけの問題、と言いがたい部分もありますけどね。

 

恥を受け入れて、魅力アップしちゃってください

友達感覚で付き合うのもいい関係だとは思うんですが、もっと触れてほしいです。求めて欲しいんです。
正直にスキンシップが少なくて寂しいと伝えてみようかとも考えますが、彼を傷つけてしまうんではないかと思うと躊躇します。

うーん、彼がもし傷つくとしたら、それは「僕は君の求めに応えられていないダメな男だ」と思ったときでしょうね。

今回の場合に限って言えば、どうやら彼は「恥ずかしいことは避けたい」と思っている可能性のほうが高い、そう思いますよ、僕は。

確かに彼にスキンシップを求めても、拒絶されたり嫌な顔をされる可能性はあるのでしょう。

ただそのときに「彼は恥ずかしいことが嫌なだけで、あなたと触れ合うことが嫌だと解釈しないこと」をオススメします。

ここで「いかに傷つかないようにするか」が恋愛強者への道だといえます。傷つく自分が悪いのではなく、ここで傷つかない私になることが自分にとっても大きなメリットがあることなんだ、とお考えいただくといいではないでしょうか。

そして、あなたから上手にリードして、彼と恥ずかしさを共有できればいいんじゃないでしょうか。

そこで使える心理要素こそ、色気であり、セクシーさです。それこそ「恥ずかしさ」です。

ここを自分の中で認めて感じて強く押し出していけば、いつしか彼もその魅力に影響されていくでしょう。

その観点で言えば、普段から女性の皆さんにとってのオシャレ・メイク・美容に対する意識を「自分を整える」「恥ずかしくないようにする」から、「自分の楽しみとする」「自分の美しさを実感するツール」と変換しておくといいんですよね。

恥を隠すオシャレと、自分の美しさを楽しみ押し出すオシャレでは、全くその行動動機が変わってしまい、結果得られる「自信」も変わってきます。

前者は埋め合わせの行為(補償行為)なので、恥を隠せてよかった、というメリットしかない。

後者は、美しさを味わい、楽しむ行為なので、自分の気分も自身もぐっと高まってきます。

つまり、恥を魅力と捉え、楽しめる私になれば、スキンシップレスやセックスレスの問題が解決していくことにもつながるのです。

 

まだ付き合って7ヶ月目でこんな感じだと、この先が不安になってきます。
もうそういう淡白なタイプの人だと思って付き合っていくしかないのでしょうか?

そうとも限りませんよ。むしろ、その彼を淡白な人と扱ってしまうと、彼はきっと変わらないでしょうから、あまりオススメはしません。

彼が淡白な人ならば、その人なりに恥やロマンスを共有できて、二人の中で楽しめるようになればいいんだよね、と考えてみてください。恥ずかしがり屋でツンツンしてしまう私も同じ。私なりに恥やロマンスを受け入れればいい、ということです。

ことパートナーシップの問題を解決することだけを考えるなら、恥やロマンスを愛する人の前だけで受け入れ、楽しめるようになればいいわけですよね。それ以上のことを考えなくてもいいと僕は思っていますよ。(あえて人前で恥をかかなくていいってことです。)

そのためにあなたが今できることは「恥ずかしい」という感情表現をすることです。

できれば「恥ずかしい」って言葉にして彼に伝えてみてください。我慢するとそれは恐れになるので、勇気は必要ですが言葉にしてみましょう。

「恥ずかしいんだけどさ、ちょっとそばに行っていい?」的な感じで。

すると、彼の恐れのガス抜きにもなるので、彼の抵抗も減りやすく、近づきやすくなりますよ。

お互いが何も言わないまま黙って近づくと、お互いに恥を我慢しちゃうので苦しくなって避けたくなるものなんです。

 

また、できれば「甘える」意識より、「恥ずかしがってみる」感じがいいんじゃないでしょうかね。

実は「甘える=依存の意識」を使って、恥をブロックしちゃう場合も少なくないんです。

こうなると、自分の意識が「子供返った感じ」になり、大人として恥を受け入れることが難しくなっちゃうことも多いんです。

その結果、恥を表現しているんだけど、いつまでも恥に慣れず、大人のロマンスを受け入れられないままになってしまいます。

だから、まぁコレも勉強、チャレンジだと思って本気で恥ずかしがってみるのはいかがでしょうか。

それがなんだか難しいと思ったら、カウンセリングで恥を受け入れるセッションを体験されてもいいかもしれません。いい練習になるし、魅力アップにも繋がりますよ。

 

そもそも恥を感じることは、魅力的になる、ということ。

自らが恥を受け入れ感じることや、目の前で恥ずかしがっている人を見ることで、僕たちはとてもいい気分になるのです。

もし恥を感じている人を見て「あぁなりたくない」と批判するなど、恥をやたら恐れる人がいますが、それは恥ずかしさを受け入れることを恐れているだけ。そりゃその人の問題ですから気にしないことです。

気になっても気にしない。勇者ではない人の批判なんて気にする必要はありませんよ。

どうか勇気を持って彼に恥やロマンスの素晴らしさを届けてあげてくださいね。

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