なぜ「人によく思われたい」と思うのだろう

人によく思われたいと考える女性

「人によく思われたい」

誰しも一度はそう思ったことがあるのではないでしょうか?

自分は自分だし、自分らしく生きていればいいと思っても

つい「あの人にどう思われているだろう?」と考えちゃうこともあるかもしれません。

それが常態化すると「人にどう思われるか?」ばかり気にして疲れてしまったり、不安が強まることもあるかもしれませんね。

ということで、今日は「人によく思われたい心理」についての考察です。

よろしければどうぞ。

人によく思われたい気持ちは「怖れ」

人によく思われたいという気持ちは「欲求」でもありますけど、「怖れ」のあらわれともいえます。

例えば、好きな異性にモテたいときも「よく思われたい」と思いますよね。

また、どこか人の目線が意識が不安で「どう思われるだろうか」と不安が強いときに生じるものでもありますよね。

もし、自分でもつらいほど「人によく思われたい」ならば

それは「どう思われるだろうか」ばかり過剰に気にしている状態になるのです。

そもそも、人は自分への意識が過剰になるととたんに臆病になったり、怖れが強まるものなんですね。

だから更に「人によく思われたい」という思いが強まることもしばしばです。

 

また、「人によく思われたい」という気持ちは「愛してほしい」という気持ちに似ているので、ある意味依存心と解釈することもできるんですよ。

とはいえ、どんな人も程度の差はあれ「人にどう思われているか」と考えるものですよ。

ただ、いくら「人にどう思われているか」を考えても、相手に尋ねない限り(訪ねたとしても相手が正確に答えない限り)その答えは出ないでしょう。

つまり、人にどう思われるかを気にするだけであれば

「他人にとっての私」を「何の情報もなしに私の中で想像する」ことだけ。

うーん、よけいに不安ですよね(^^;

人にどう思われているか、は悪いことなのか?

さて、僕は「人にどう思われているか」と気にすること自体を悪いことだとは見ていません。

例えば、「人にどう思われているだろう」と考えて

自分の身なりを整えたり、言葉を選んだり、振る舞いを整えたり。

いい意味で「人にどう思われているか」という意識を使えば、自分を整えたり高めることができます。

もし、「人にどう思われているか」を気にしすぎて悩んでいる方がいらっしゃるなら

まずこのように捉えてみると、少し気持ちも楽になるかもしれませんね。

しかし、あまりに人の視線や意識が気になってしまって、自分が自由に振る舞えないとしたら、それは「生きにくさ」という問題に繋がりそうです。

ここで気づくべきは

「あまりに過剰に人の目を気にするのは、変えられないものを変えようとしていることだ」

ということなのです。

僕たちの心理学ではこれを「マニュピレーション(操作)」と呼びます。

マニュピレーションとは「自分のあり方は変えず、周りを自分の都合よく操作したい」という気持ちのこと。

でも、それって冷静に考えてみると「うまくいきっこない」と分かりますよね。

人にどう思われているか気にしすぎて疲れるときの対処法

では、人にどう思われているかを気にしすぎてつらいときは、どうしたらいいのでしょうか?

では、ここでいくつかの方法をご提案したいと思います。

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変えられないものを無理に変えようとしない意識を持つ

さて、先にも書きましたが

「人にどう思われるだろうか」を気にしているときほど「他人にとっての私」を意識しているわけですね。

そして、その他人にとっての私をいい方向に変えたい、と思っているわけですよね。

これは「他人の意識を変えよう」としている、ともいえます。

「こう思われたい」
「彼や夫・彼女や妻にはこう思っていてほしい」
「こう思われるのは嫌だから、私は○○のように振る舞う」

人の意識を自分の思うように変えたい、と願っているわけです。

もちろんそう思ってしまうにも事情があるのですけど、これはなかなか難しいと思いません?

相手の気持ちは相手にしか変えられません。

これは自分を変えるよりもっと難しいことだと僕は思うんです。

そこで必死に頑張っても、ほぼ手に入るものはないですし、それこそ骨折り損のくたびれ儲けとなるかしれません。

また、人は人にコントロールされることをやっぱり嫌がります。

だから、ムリに相手の印象を変えようとか、自分から何も行動せず相手の印象を変えようとする戦略は、あまりオススメとは言えないんです。

つまり、変えられないものを無理に変えようとしない意識を持つことも大切です。

あまりにつらいときは、一人になる時間・空間を大切に

ただ、いくら変えられないものを無理に変えようとしないと思えど、「どうしても人にどう思われているかが気になって辛いとき」もあると思うんです。

まぁ正解はいつも幸せを導かないといいますが、答えがあるからと言って心が癒やされるとも限らないんですよね。

もちろん答えは大切なものですけど。

もし、「どうしても人にどう思われているかが気になって辛いとき」は、一時的に「一人になる時間・空間を大切にしてみる」ことも大切です。

人にどう思われているかをきにしているとき、僕たちは自分への意識を強めながら怖レに対して抵抗しますから、めちゃくちゃ疲れるんですよ。

だから、つらいときには、一時的に人の視線や意識を切れる空間にいることも大切ですね。

自分から「人にいい影響を与えること」を考えてみる

「人にどう思われるだろうか」を気にしているときほど

「他人にとっての私をいい方向に変えたい」と思っているわけですよね。

ならば、自分の態度、言葉使い、発言、立ち振舞い、身なりなどを整えて(美しくしてではなく、整えるです)

実際に、人にいい影響を与えることを考えてみてもいいんです。

例えば、相手に優しくする、ねぎらいの言葉を使う、声に出して挨拶する、清潔感を保つ、ちょっとした心配りをする、人の仕事を少しだけ手伝う・・・

できることからでいいので「相手にいい気分になってもらおう」という与える意識を持って、行動してみてもいいですよね。

また、相手は「こちらの気持ちを受け取ってくれそうなオトナ」「親しくて信頼できる人」からでいいと思います。

いちいち細かいことをいう人や人に興味がない人に向かうのは、もっと後でいいんじゃないでしょうか。

なりたい自分になることを考えてみる

あなたが望むものは何ですか?
どんな風に生きていきたい?
どんな生活を手に入れると心が喜ぶの?

そんな自分を目指して、自分らしく生きることを目指してみることもいい感じです。

例えば

「私は、人が好き、仲間が好き。一緒にいると優しい気分になれて、みんなが対等に優しく接している世界にいる。何より嬉しいし幸せ。」

「気が置けない仲間とバーベキューにいってワイワイ騒いて超楽しい!」

「一人でしっぽり温泉に浸かり、超デトックス〜。もうとろとろです。」

そんなイメージを作って「これいいな」と思うものを実践してみるといいですよ。

もちろんできる範囲から。

このようなイメージを作って、それを少しづつ実現していくと

自分の外側に意識や興味が向きやすくなるんです。

要は、自分への意識が外に向くので、怖れや不安を手放すことができるのでオススメなんですよね。

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