ほぼ30代からの”仕事に活かせる”心理学

周囲に反対されてしまうような夢。どうすればうまくいく?

扉を開けるイメージ

周囲に反対されてしまうような夢はどうすればいい?

例えば、家族や友達・仲間などに「それどうなのよ」と突っ込まれるような夢や叶えたいことがあるとき、どうしたらいいの?というお話。

例えば、
私が結婚したい人がいるけれど、家族から反対されている。;
離婚したいけど、反対ばかりされる。
仕事を変えたいと思っているけれど、周りは反対している。;
自分が進みたい進路があるけれど、周囲からの抵抗や意見が飛び交ってくる。

そんな時って悩ましいですね。あっちをたてれば自分がたたず・・・みたいな。悶々としてしまうこともあるのかもしれませんしね。

さて、堅い言葉でいうところの公序良俗に反すること、一般的な倫理面にNGだと思われること、反社会的なことは別として。

僕はよく「周囲からの反対が聞こえるのは、ある意味卒業のタイミング」なんて考えています。
よくそう師匠にも話を聞きました。

例えば、仕事を辞めたいと思った時、周囲からの説得が来るぐらい、自分は実績を残せたのか?経験と能力を磨けているのか?というのはやっぱり大きな要素ですよね。こういった面で出てくる反対は「あなたの能力、努力」が光っていた分だけやってくるでしょう。

例えば、親が反対する結婚だから、幸せになれないのか?というとそうとも限らない。そこにあるしがらみ、ちゃんとあなたは丁寧に解きほぐそうという意欲が持てるでしょうか?

実はこういったケースはあなたの自立が求められていることって少なくないようです。もちろん今の自分を否定することなんて全く必要ないんですけどね。

ちょっと考え方や物の見方を変えるときなのかもしれません。

周囲から反対される夢、希望、願い。

周囲から反対されてもすんなり自分の思いを貫ける人なら問題ないんでしょうね。

でも多くの人は葛藤するのかもしれません。

人によっては、周囲の人達の気持ちを否定してまでも、時にはぶつかりたいとは思わない。
けれど、私の気持ちもちゃんと理解して欲しい、今のままでは私も辛い・・・と感じることもあるでしょうし。

こういった時に私達が感じやすい感覚、それは「被害者意識」です。

私は理解されない、いつも辛くなってしまうばかり、だから周囲に分かって欲しいという思い。

多く、あなたに対する反対意見がやってくる時、相手も同じような感覚を持っていることが多いです。特にご両親やご家族からはね。

「私はあなたのことをこんなに心配しているのに」
「もう私に心配させないで、安心させて」

そんな思いをぶつけられることも少なくないでしょう。
この思いを持っていると周囲との軋轢が増えてしまいがちです。

ただ、それは相手の感情です。相手が責任を取るべき感情ともいえます。

そこで相手の意見を理解することや、人の話を聞いて学ぶことは必要ですが、自分を譲って常に受け止め従うべきことだとは言い切れません。

だから、あなたが自分で未来を決めていいんです。

 

自分の気持ち・相手の気持ち

でも、あなたが決められないならそれはなぜなのでしょうか?なぜ迷うのでしょうか?

実は周囲からいつも私の夢を反対されるという感覚がある時、多く存在している表面的な心理は「自分の依存心」×「相手の依存心」の対立構造です。

だからこそ、お互いに不安やおそれからやってくる依存心やニーズをお互いに持ち寄って相手に理解させよう、と説得しようとしていることって少なく無いですよね。時には、相手の罪悪感を刺激して、です。

これは夢の話だけでなく、夫婦や恋愛関係でもよく登場する構造です。

このやり方はお互いにとても苦しいので、できればあなたから降りたほうがいいですよ。

どこかひとりよがりな感覚がしてしまうので、感覚的にもスッキリしませんし、そもそも罪悪感で相手を動かそうとすることは、結果的に自分のためにも相手のためにもならないので、僕はおすすめしません。

大切なことは、今の自分を相手にちゃんと理解されることじゃありません、きっと。

「夢を叶えて幸せになっているあなた」をちゃんと見せることではないでしょうか?

そして「私と関わってくれた人たちのおかげで幸せになれました」と素直に言える私になることではないでしょうか?

あなたがそこに行き着き、成功し幸せになっている姿を求めていくために、今、相手に理解されないことに対するいらいらも、理解されない不安や、相手への罪悪感や遠慮は不要だと僕は思いますよ。

優しい人ほど今、人に気を使ったり、相手の気持を考えすぎて傷ついてしまうこともあるかもしれませんけど、自分のために、前に進む意欲を許してもいいですよね。

自分に「未来はきっと明るいと感じること」を許してみましょうよ。

そして自分が、周囲の反対意見を一旦受け止め、理解し、相手を許せますか?という問があなたにやってきているのでしょう。

相手の心配、それは時にニーズのように感じる言動であっても、それこそ自分へのエールであり、相手なりの思いやりなのだ、と理解できる、より大きな自分になることが試されているともいえますね。

もちろん全てはすぐにうまくいくとは限りません。だから焦らなくても大丈夫。

あなたのプロセスを進みながら、得られる「許し」「理解」もあるでしょう。

今のあなたが不安や葛藤で苦しむことではなく、自分を責めることでもなく、「それぐらい大きな自分になることを自分に許すかどうか?」が求められているのではないでしょうか?

それぐらいあなたが叶えたいことにあなたが歩き出した時、あなたを応援する人もまた現れるのかもしれません。

しかし、それは今はまだ見えないのです。出会うこともできない。

それでも前に進みたいなら、きっとあなたのプロセスはもっと前向きな流れになっていくと思いますよ。

以上、参考にしていただければ幸いです。

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