ほぼ30代からの”仕事に活かせる”心理学

『断りが苦手』な人の心理 ~罰を受けている感覚とそのメリット~

心理カウンセラー浅野寿和です。

それでは今日のコラムです。よろしければどうぞ。


さて。

『あなたはきっと常識的で優しい人。なのに、あなたがそこまで『罪悪感』を感じるの理由はどこにあるのでしょうか。』 

というところまで前回書きました。

だから心を見つめていくとき

『あなたが罪悪感をどこでどう感じているのでしょうか』

この部分がとても大切になってくるんですね。

本来は『何かしらの影響』で感じている罪悪感も、罪悪感を感じているご本人からすると、『もう自分がダメなんですね』で話が終わってしまう事が多いのも事実のようですよ。

やっぱり罪悪感を感じたくないからそう思うわけです。

え?矛盾しているように思います?

ただ、実際、罪悪感を明確に感じている状態って結構強烈なんですよ(笑)僕は経験があるんですが、ものすごく気持ちが悪かったり、身体がガタガタ震えるようなときもあり、頭真っ白な感じになります、ホント。

つまり、心の中に入り込んでいる罪悪感があっても、僕たちは感じないように抑圧していることがほとんどなんですよね。

だから意識上に上がってこないことが多いんです。

しかし、心のなかに何かしらの罪悪感が入り込んでいると、外からの刺激されると、嫌な気分、辛い気分、毒々しい気分などを感じるわけです。

今回は「断りに弱い人」はテーマですが、実際には「罪の意識」を刺激されて傷つくことがとても嫌だと感じている人も多そうです。

確かに怖いという気持ちもあるんですよ、断られるのが怖いという気持ち。

ただそれだけでは説明がつかない話もたくさん伺ってきました。

多くの方が悩まれるのは、どうも「申し訳ない」「お役に立ててない」という感覚のほうが強そう、そう僕は経験上思っています。

断られることで自分がダメな人間なのだ、という感覚を感じたくない。

その感じたくないという思いこそ、心のなかに入り込んでいる何かしらの罪悪感が人より大きい場合に強力に出てきます。

ちなみに話は少しそれますが・・・実は罪悪感を感じるメリットもあるんですよ。

罪悪感のメリットとはずばり『やらない理由になる』ということにつきます。

傷つくから、申し訳ないから、自分ではダメだから、何か行動しない、という理由にはなります。

いわゆる「私が悪いと思うから、ね、許してね、断るね」という戦略。

これ、結構使いませんか?(笑)いや、普通に使うと思うんですね。

ただ、仕事や対人関係での『断り』の場面では、どれだけ気を使ってもNO!と突きつけられることが起きますよね。

どこか「私が悪いから許してね」という戦略をいくら使っても、結果的に相手次第で断られるわけでして、この方法はあまりいいとは僕には思えないかな、という話。

そこで「絶対に断られない方法を・・・」と考えると途方も無い話になりそうですよね。いや、コレは完璧主義、もしくは理想主義になるので、結構切ない話になることが多そうです。

よって僕はカウンセラーなので、

『もう少しココロを見つめてみませんか?罪悪感を感じてしまう理由って何なんでしょうね?』について考えてみるのはいかがでしょうか、とご提案させていただくことが多いんですね。

では、どうしてあなたはそこまで罪悪感を感じてしまうのでしょうか?という部分ですが、これはいろいろ考えられる事柄がある、と言えます。

例えば

・自分が嫌い、嫌だという感覚。

・自分はちっぽけだ、という感覚。

・あなたの過去の「心の傷、ハートブレイク」から「私は傷つけらるような人」という感覚。

・「大切だった人を傷つけた、誰かを助けられなかった」という過去の感覚。

・「タブーを破ってしまった、ルールを破ってしまった」という感覚。

・「自分は逃げた、チキンだ」という勇気がなかったことに対する感覚。

・「一方的にいじめを受けた、愛されなかった」といった経験からくる感覚。

・「今も実は内心、誰かを許せていない」という部分からうまれる感覚。

・「愛すべき人を愛しきれなかった」という感覚。

・「私は恵まれている、私には特段思いつく問題はない」という感覚。

※それぞれの感覚に実際のカウンセリングでは対応させていただくことになるのです。

特に、ネガティヴな経験からくる罪悪感は明確に理解しやすいのですが、加害者意識からくる罪悪感は意外と整理するまで気づかないことも多く、コレが罪悪感の厄介なところです。

え?この話は「断りに対する罪悪感」についてではないの?

ですが、「罪悪感」は「罪悪感」なんです。

だから何かしらの理由で罪悪感を感じていると、結局どんな状況でも。外からの刺激でも「罪悪感」を感じやすいといいますか。

特にお仕事だけでなく、恋愛やパートナーシップのご相談を伺うときも、ある意味同じです。

が、これはいい悪いという比較の話ではありませんが、

「目に見えてつらい経験があった」というなら、今、あなたが抱えているお悩みの理由は推測しやすいのかもしれません。

しかし、そうではないケースがある。

特に、一般的に普通の家庭で育ち、普通にお仕事をされている方の中には

「私は恵まれている、私には特段思いつく問題はない」という罪悪感。

その影響で実は断りが苦手でとても傷つきやすい心理状態をお持ちの方もいるのです。

もうめっちゃ「いい人」なんですけど、何事も遠慮しがちな方がその典型例だと思うのですけどね。

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