夫婦のための心理学

最悪を怖れて最善を期待するより、目的を生きると幸せになるよという話

「目的」に投資するほうが幸せになる確率が高まります

さて、僕が「最悪を恐れるがゆえに、最善を期待して悩んでいるというお話をうかがうとき、具体的なご提案としてこのようなお話をさせていただくことがあります。

「目的設定をしましょう」
「物事の優先順位の付け方を変えましょう」

つまり、最悪を恐れるがゆえの最善への期待を

自分がどうしたいか、という目的を、現時点での「実現可能性」を担保した上で、後悔なく納得して設定すること

に置き換えていっていただくわけです。

そして、そこに向かって着実に進む感じです。(そのプロセスは僕も一緒に歩かせてもらってます。)

これは「日常の中でもできることの一つ」として、お伝えしていることなんですよ。

※実際のカウンセリングでは、心を癒やすセッションなどを取り入れていますのでね。特に強い期待には、いわば無価値感や、ちょっとばかりネガティヴになりすぎた自分に対する観念の影響がありますからね。

例えば、仕事で燃え尽きかけている方であれば

「仮に、あなたが実現したいことが、仕事で成功する・稼ぐ・それによって大切な人を豊かにすると設定する、としましょうか。そして、その目的のために今できることを考えてみませんか?」

なんてご提案をさせてもらうことがあります。

すると、「自分が無理して潰れてしまうということが目的に反する」ということをご理解いただけるのではないか、と思うのです。

だから、自分を大切にしていきましょっか〜、とご提案させていただくのです。

「夢や希望」は大切にしていただきたいのですが、それが絵に描いた餅に終わるような「期待」には投資しない方向でサポートさせていただているんです。

頑張るときは頑張る。頑張れるときは頑張る。

でも潰れない、無理しない。

目的のためにエネルギーを投資する。

この判断をキッチリできるように、自分の中で湧き出す不安や怖れと向き合うことも大切なんです。本当にそれって真実なの?必要なの?といった風にね。

例えば、彼次第の辛い恋愛をされている方には

「彼という要素は抜きにして、あなたが本当に実現したい恋愛に向けて一歩ずつ進むといいかもしれませんね」

とお伝えすることがあるんです。

つまり「今の彼がどうの、ではなく、彼との関係をあなたが納得して続けたいと思うかどうか」なんですよね。

そこで納得して彼のためにやりたいと思うなら、それこそ自分の決断ですよね。

ただ、このような目的設定することで

「相手の気持ばかり気にしてしまうこと」や「無理を重ねて愛そうとすること」が、「あなたの設定した目的に反する」ということが分かってくるのではないか、といいますかね。

このあたりの「目的」を「そんなことなんてどうでもいい」としてしまうと、それこそ「自分なんてどうでもいい」と思うことにもつながり、結局相手はあなたを幸せにできないわけで・・・。

まぁそれは余計なおせっかいでしたかねー。

今日の話はかなり長くなってしまったので、しれっとまとめに入りますが

期待が強いときほど「自分の本当の目的を知って設定する」ことが、自分自身が幸せになりやすい方法です。

期待は期待として見つめておいて、でもそれって目的なのかなぁ?と考えてみる。

それが一人では難しい場合は、僕たちカウンセラーに話してみてください。

きっとあなたの気持ちの整理のお手伝いができると思いますので。

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