SNSを見続けてしまう人が、過去の恋愛を手放していく方法 ── 元カレのSNSを見るのをやめられない心理と“完了”のプロセス
こんにちは。
心理カウンセラーの浅野寿和です。
今回は、
「SNSを見続けてしまう人が、過去の恋愛を手放していく方法」
という切り口でお話ししてみたいと思います。
テーマは、
元カレのSNSを見ると、もう平気なはずなのに心がズキッとする理由。
「もう終わった恋のはずなのに」
「前に進もうとしているのに」
それでも、ついSNSを開いてしまう。
今日は、その行動を責めるのではなく、
“なぜその位置に立ち続けてしまうのか”という視点から整理してみます。
Index
SNSを見続けてしまうのは、未練があるから…だけではありません
カウンセリングの中で、こんなお話をよく伺います。
「元カレのことは、もう好きじゃないと思うんです」
「新しい恋をしてもいいかな、と思えるところまでは来ている」
それなのに、
SNSで元カレの様子を見た瞬間、心がズキッとする。
このとき多くの方が、
「まだ手放せていないからだ」
「未練があるからだ」
と、自分を責めてしまいます。
でも実際には、
SNSを見続けてしまう理由は、単純な未練だけではないことが多いんですね。
「もう平気なはずなのに、ズキッとする」理由
一度は立ち直ったと思えた。
日常もそれなりに回っている。
それでも、SNSで
- 元カレの近況
- 新しい彼女らしき存在
- 楽しそうな写真
を目にしたとき、胸がザワつく。
これは、
「感情が残っている」というより、
「心の中で、その恋が完了していない位置に立っている」
と捉えると、少し理解しやすくなります。
もう少し心理学っぽいことを書けば
「SNSを見ることが刺激にもなり、ストレスにもなっている」
ということなんです。
なので、手放すと楽になるという理屈です。
嫌いになろうとするほど、SNSを見てしまう心理
過去の恋を手放そうとするとき、多くの人が一度はこう考えます。
「もう嫌いになれたら楽なのに」
でも、嫌いになろうとするほど、逆にSNSを見てしまうことがある。
それは、
嫌いになる=愛さないことで自分を守ろうとしている状態
だからです。
愛した気持ちそのものが否定されると、心はどこかで“確認作業”を始めるのです。
その確認の場として、SNSはとても都合がいい。
だから、つい見てしまう、というわけです。
SNSを見続ける行為が“つなぎ止めているもの”
SNSを見続けてしまうとき、
本当につなぎ止めているのは、
- 彼そのもの
- 関係そのもの
ではなく、
「あの恋が、自分にとって何だったのか」という意味
であることが少なくないんですよ。
これはもはや哲学的な話といいますか
「他人に聞いてもわからん」という話なんです。
だから、別れた彼や彼女のことが思い出される。
二人の関係を知っているのは、
そして、その話の続きができるのは、「別れたあの人」だけですからね。
だから、SNSを見る行為は、
不安を増やしながらも、どこかで“理解しようとしている動き”でもあるんですね。
※ちなみに、僕のようなカウンセラーは、その恋愛の当事者でもないのに、心理学を駆使するので、意外と壁打ちできる相手だったりしますが、それは内緒の話(笑)
過去の恋愛を手放すとは「忘れること」ではない
ここで、とても大事な視点があります。
過去の恋愛を手放す=忘れることではありません。
むしろ、
「ちゃんと意味づけを終えること」
に近い。
あの恋は、
自分に何を残したのか。
どんな気持ちを抱えていたのか。
そこが整理されないままだと、
心はSNSという“外部記憶”に頼り続けます。
元カレへの気持ちを“完了”させるという考え方
完了とは、
「嫌いになること」でも
「なかったことにすること」でもありません。
たとえば、
- もっと愛したかった
- 伝えきれなかった
- 大切にしたかった
そうした気持ちを、自分の中で認めてあげること。
このプロセスが進むと、
「元カレの今」を見て確認する必要が、少しずつ薄れていきます。
SNSを見続ける位置から、少しずつ降りていくために
無理に見ないようにしなくていい。
急に忘れようとしなくていい。
まずは、
「私は今、どんな気持ちを完了させようとしているんだろう?」
と、自分に問いかけてみてください。
書き出す。
誰かに話す。
安心できる場で感情を動かす。
そうやって内側が整ってくると、
SNSは、自然と“見なくてもいいもの”に変わっていきます。
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まとめ|滞った気持ちは、なくすのではなく整えていく
SNSを見続けてしまうのは、あなたが弱いからとは限りません。
それだけ、その恋があなたにとって大切だったということ、かもしれない。
この「かもしれない」という部分が
色んな感情を整えるプロセスを経て「そうだった」に変わったとき、
手放しは完了に近くなるんだと思います。
そして、今この時点では
大切だと思えているからこそ、丁寧な完了のプロセスが必要
というだけなのでしょうね。
急がなくていいし、少しずつでいい。
気持ちが整うと、ちゃんと前は見えてきます。
今日はそんなお話でした。
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