結局のところ、答えなんて出ないと感じるときに
こんばんは。
心理カウンセラーの浅野寿和です。
今から書く記事は、ある意味答えのない記事です。
しかし、ある一定のお悩みを抱えておられる方にとっては、意味のあるテキストになるんじゃないかと思い、まとめることにしました。
ゆるりと書いてまいります。
よろしければお付き合いくださいね。
Index
「答えが出ない」という感覚が教えてくれること
考えても考えても、
どうにも答えが出ない。
前に進めていない気がするし、
何かを間違えているような気もする。
こういう感覚になると、
僕たちはつい、
それを「絶望」や「行き止まり」と
名付けたくなります。
でも、最近思うんです。
「結局のところ、答えなんて出ない」
と感じる瞬間って、
必ずしも悪いサインではないのではないか、と。
「どうすればいいか」が機能していた時期
これまでの人生では、
「どうすればいいか」
という問いがちゃんと機能していた時期があったはずです。
考えれば見通しが立ち、
選べば状況が変わり、
決断すれば前に進めた。
でも、ある地点から、
その問いが空回りし始めることがあります。
どれだけ考えても、
どれを選んでも、
しっくりこない。
そのとき僕たちは、
- 自分が未熟だからなのか
- 後退しているのか
- 間違った方向に進んでいるのか
そんなふうに、
自分を疑い始めてしまう。
けれど、もしかしたら。
それは「ダメになった」のではなく、
「問いの形式そのものが変わった」
というサインなのかもしれません。
答えを出すことが目的でなくなる段階
人生のある段階では、物事に対して
「答えを出すこと自体が目的でなくなる」ことがあります。
それが
発達なのか、
後退なのか、
勘違いなのか、
感覚の精度が上がっているのか。
正直、どれなのかは分かりません。
でもひとつ言えるのは、
「答えを出そうとしても出ない」
という感覚そのものが、何かを知らせている、ということ。
その感覚に対して、
「絶望だ」
「行き止まりだ」
「もうダメだ」
とラベルを貼ってしまうとしたら。
変えるべきなのは出来事ではなく、そのラベルのほうかもしれません。
恋愛や人間関係でも起きること
たとえば、
恋愛や人間関係の悩みでも、同じことが起きます。
「なぜ彼は返事をくれたのか」
「どう思っているのか」
「続けるべきなのか」
以前なら、
何かしらの答えを出すことで楽になれたかもしれない。
でも今、
その問いに対してどうしても答えが出ないとしたら。
それは怠慢でも、考え不足でもなく、
もう答えを出す段階ではない
というサインなのかもしれません。
答えを出さないことでしか、自分の感覚を守れない時期がある。
しかし、その守りたい感覚がなにかも、見えない。
だから、答えを出さない。
そんな選択って実際にあり得ると思うんです。
そして、もしそういった選択をあなたがしているならば、
おそらく、「何を守りたいのか」を本当は知っているのかもしれません。
ただ、今、この日常の中で起きることだけでは、そこにたどり着けないのかもしれません。
「答えなんて出ない」は何かのサイン
「答えなんて出ない」という感覚は、おそらくなかなか希望だと感じにくい。
しかし、絶望と決めつける必要もないと思います。
ただ、
今までとは違う場所に立ち始めている
というサイン。
そして、そのサインはあるとき突然訪れることが多いみたいですよ。
新しい出会い、
繰り返される因縁の出会い(笑)、
今までの自分では取らなかった行動、
たまたま偶然見つけたどこかの記事・・・
まぁ、狙ってサインを引き出す、なんてことは難しいんでしょうね。
なんとなく、意図など全くしないまま。
しかし、確実に起きること。
そこでは、
- 前に進まなくてもいい
- 結論を出さなくてもいい
- 納得しなくてもいい
そんな時間が、必要になることがあります。
もし今、
答えが出ないことに
焦りや不安を感じているなら。
それを急いで意味づけしなくていいのかもしれない。
心理学などを使って、その意味は?と問う必要もないのかもしれない。
ただ、「今いる立ち位置を間違いにしない」こと。
すると、実はズレていたことも、望んでいなかったことも、気づかなかった本当の望みにも気付けるのかもしれない・・・。
・・・いや、そこまで書く必要はないのかな。
悪い癖ですね、僕の(笑)
つい、先読みができてしまうから、その先を示したくなってしまう。
今のところ、先の話は忘れてください(笑)
今はただ、
この記事読むだけでも、
今感じている答えが出ないという感覚を捉えるだけでも、
一息ついて立ち止まるだけでもいい。
その感覚自体が、
すでにあなたの人生の一部として
ちゃんと機能しているのだと思います。
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