恋愛・夫婦の心理学

今の幸せを生きられない、そんな男性のこと

恋愛カウンセリングをさせていただきますと、もう様々なご相談をお受けするわけですが、例えば男性からこんなお話をお伺いすることがあります。

(お互いにシングル同士のケースという前提です。)

今、付き合っている人がいる。彼女のこと(愛してくれることへの感謝や彼女の年齢、状況など)を考えると、一緒になるほうがいい(暗に結婚を意味しています)と思うのですが・・・。

ただ、自分は過去に一度離婚していて(長く付き合って別れた女性がいる、という場合もあり)その時の記憶が頭から離れないというか・・・。なかなか素直に一緒になろうとはいえない気分なんですね。だったら自分よりもいい人がいるのではないか?そういった方向に彼女を向けて幸せを願ったほうがいいのではないか?と思うこともありまして。

彼女が「一緒にいたい」と言ってくれ、どこか自分の決断を待ってくれているような、その姿がとても辛いといいますか・・・。一体自分はどうすればいいのか?と悩んでしまうんですよね・・・」

 

さて、どこか過去のハートブレイクをそのまま抱えて生きている男性の場合、今回取り上げているような「今の幸せを楽しめない」状況が生まれても不思議ではありません。

おそらくこういった男性って、こう感じている可能性が高いんですよね。

表面的には「責任感の塊」だったり、その内面では「もう誰も傷つけたくない(罪悪感)」「自分も人を愛せないという苦しみを感じたくない(無力感)」といった感情を感じたくないといった感じでしょうか。

また過去の追体験への恐れもあるでしょう。「また誰かを幸せにしようとして、失敗したらどうしよう。そんな不安に彼女を付き合わせるにはいかない」という感じ。

ただ、深層心理を探っていくとこういった気持ちも隠れていることがありますね。

例えば、「自分なりに一生懸命女性を愛したけれどうまく行かなかった、痛手を負った。何故そうなってしまったのか?が正直分からない。

過去の女性がどうして自分に対して怒りをぶつけたり、涙を流したり、もう愛せないと言い放ったのかが分からない。」

過去のハートブレイクが「どうして起きたのか?」がまた総括できていない感じ。

これ、意外と多いんですよ、ホント。

そんな時、私達は「分からないことに何かしらの意味付け」をしたくなるもの。

自分に起きた大きな出来事の理由を分からないままにしておく事はなかなか難しい。

なので、何故か自分を責めるという答えを出す。こういった方って少なくないんですよね。

どこか「自分は人を愛せない人なのではないか?愛されるような存在ではないのではないか?(無価値感・罪悪感)」

そう思い込むことで辛い出来事との間で、男性のココロのバランスが取れることがあるので、その答えをずーっと心の中で感じていることもあるんです。

「辛い過去の別れ・離婚」という現実が何故起きたのか?に、対応するのは「自分は愛に相応しくない」という気持ち。自分は愛にふさわしいという感覚ではバランスが取れないわけです。

このように男性が自分の過去の経験で感じる辛い気持ちと封じたり、自分の中で区切りをつけているケースって十分にありえるんです。

だから、今、自分の側にどれだけ愛してくれる人がいても、その愛には直接近い所で触れられないのですよね。男性が辛い過去を封じるために作り上げたココロのバランスが崩れるから。

逆にこのバランスを崩さないようにするために、実は今、「自分は今の彼女を幸せにできないのではないか?」という発想が必要になるんです。

男性が自分の発想・感情にこだわるので、どうしても関係性が進まないといケースですね。

※なので、男性の皆さんは「この自分のこだわりより、女性の愛を選ぶ」という決断ができるほどに、自分一人でいつも生きている幻想を打ち破ったり、女性の愛を信頼するというプロセスが大切になってきますよね。

とにかく「自立がいつも正義だとは限らない」ことに気付き、自分のことを相手に任せる必要が出てきます、勇気がいりますけどね。そうすることであなたも彼女も共に幸せになる未知の扉が開くんですよ。

ということで、こんなケースの男性は女性と距離をとったり、少しでも自分の価値をあげようと仕事に没頭したり、あなたに対して「本当に俺でいいの?」と試したりするような行動に出てくるでしょう。

こういった状況は男性の中のある意味無価値感が強まっている状況とも言えます。

「自分は相手に愛される価値が無いかも。自分ではダメなのだろう・・・」

だから男性はあなたを見る余裕を失ったり、あなたと無意識的に距離を取る行動に出てくる。

ここに女性の皆さんの感情が共鳴し、あなたも無価値感を感じたり、疑いの中に入り込んでしまうことって多々あると思うんですね。

ただ、僕はこうも思うんですね。

男性にそういった言動がでているということは、女性の皆さんの愛情が相手に伝わっているからだろう、と。

だから、女性のみなさんもまた不安にかられて引いてしまうと、関係性はたしかに前に進まないかも?と思います。

(もちろん男性があなたの感情にあまりに抵抗するときは、女性の皆さんもご自分のことを優先させたほうがいいケースもありますよ)

 

また、こういった男性の過去のハートブレイクを癒せるのは女性性なんですよね。

だからといって、女性的な愛情表現だけで彼の心が開くのか?というと、それはちょっと違うことも多いですね。

「こんなに愛しているのよ」とあなたの切ない思いだけ伝えても、男性にはあなたのニーズや寂しさを打ち込まれているように感じることもあり。

「自分では期待に応えられないから、一緒にいないほうがいいのでは?」とこのタイプの男性は感じるかも?

これが二人の間に共鳴している無価値感の罠・作用とも言えます。

何をしてもお互いに意味を感じないようになり、どんどん虚しさが募ったり、愛情が空振り手応えが無かったり、気持ちが離れていくという厄介なアレです。

 

なので、もし今回のようなケースでお悩みの女性の皆さんがいらっしゃったら、少し思い返してみて欲しいんです。

彼とどうやって近づいて、彼があなたのどこに惹かれ、一緒にいるようになったのか?

その彼にとって「とても魅力的で価値のあるあなた」を、あなたはあなたとしてちゃんと感じておられるのか?

なによりあなたが「あなたのことは私に任せて」と言い切れるぐらい、自分を大切に扱っていますか?それぐらいあなたには価値がある、と感じることって大切ですよね。

この「無価値感」が共鳴している関係から抜け出すために、女性のみなさんの背中をしっかり後押しさせていただくカウンセリングやそのプロセス、僕は大好きなんですけどね(笑)

このような状況から幸せに向かわれていく女性の皆さんをサポートさせていただくことも多いですが、皆さん美しいですよ、その姿が。若干、その男性に僕が嫉妬しそうになるぐらいにですね(笑)

最後に、もしあなたがこのタイプの男性に愛を感じてもらうなら、やっぱり男性的な愛し方にある程度リンクした方法を考えてみてください。

そもそも相手を包み込む柔らかいエネルギー、多くの男性から見ると女性の皆さんはしっかりお持ちですから。

どこか「あなたが彼をしっかり支えようと思ってくれている」と男性が感じると、男性の「女性への愛情のカタチ」にリンクして、彼の心の痛みも出ることがありますが、あなたの愛情もまた心の中に染み込みやすいんですよ。

もちろん打ち込むタイミングはとっても大切ですけどね。

今回は以上です。最後までご覧頂きありがとうございました。
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