ではではお答えします~。
あなたの思うようにしたらいいですよね、が僕の基本的な考え方です。
ただし、ココロの面から見て「復縁」の確率を高める方法があると思うんですよね。
なので今日はその話をば。
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復縁の確率を高めたいなら「手放し」がいい感じなんだと思います。
ここでの手放しの対象は
確かに彼のことを思う気持ちがあるから復縁を望まれていると思うのですが、一度別れというプロセスを経ているのであれば、そこにはいろいろな事情があると思うんですよ。
それは、二人の事情、私の事情、相手の事情・・・いろいろです。
僕は常々このブログで、『そうなるには「事情」がある』と書いていますが、この「事情」を無視すると、心のレベルではあまりいい結果が出ないことが多いようです。
それは恋愛でも同じ。
例えば、私はもう一度前を向けるようになったから、復縁を・・・と望まれる方もいるのです。もちろんその思いがどうのこうのといいたいわけじゃないんですよ。
ただ、私がもう一度前を向けるようになった、には、あなたの心の事情がクリアになった、という意味であることが多いようです。
だとすれば、相手に事情や二人の事情もある程度クリアになっていることが、前向きな関係に対する条件のようなものになりやすいんです。
そういう意味では、過去の関係を一旦理解したり、手放すことで、復縁の確率は高まっていくとも考えられるんですね。
例えば、
・ちゃんと別れてからのある程度に時間を置いているか?
・SNSなどでつながったまま、相手の様子をうかがっていないか?
・もう一度今までのような関係を・・・と望み続けていないか?
・相手にすがるような言葉や感情をぶつけていないか?
・相手との思い出の中で生きていないか?
まぁそうなってしまうにも事情があるのですから、それがいい悪いという話ではありません。
が、あなたが自分の事情で相手に近づいた時
相手が「それは君の事情だろう」と感じてしまえば(逆も真なり)
どれだけあなたの中に素晴らしい愛情があっても、相手に伝わらない、ということも起こりえます。
もちろん「別れ方」も、人それぞれなので一概に言えませんが
あなた自身が「過去の関係」を完了する時間やプロセスが必要かな、と僕は思うんですね。
そしてそれは、相手にも必要なこと、だとも考えられますしね。
復縁することが幸せにつながるケースもあれば、そうではないケースもあるので。
ただ・・・ちょっと言い方はシビアになるかもしれませんが
別れることになった関係というのは、一度きちんと終わらせることがプロセスなんだと思うのです。
完了させる、ということですね。ここがなかなか難しいんですけども。
この話、僕は「組織論」に似ていると思うんですよ。
当初の目的を終えた組織は、やはり解散するのが筋、というね。どれだけそこに思い入れがあっても一旦解散して、新しい目的を持った組織を作るほうがうまくいく、という話。
ここには「目的」の問題があるわけです。
何を目的としてその組織があるのか・・・という大義名分がなくなっているなら、組織を維持することが意味になってしまう。
すると、どれだけ素晴らしい組織であっても「この組織の目的」が見えなくなりますよね。
今まであったものを壊す・・・心情的には寂しさを感じたり、もったいないと感じる気持ちは理解できるんです。
ただ、組織を「維持」することだけが目的になった時、それは組織が生き残るためだけに意味を持つわけですから、誰のためにもならない・・・時には、社会貢献や社会のニーズに反応することが難しくなってしまうかもしれませんよね。
つまり、本来の目的や力を発揮できない、ということになりそうなんです。
これと同じように、とまではいいませんが
「関係が終わる」にも、切ないことですけど、それなりの事情があったのでしょうから、この事情も無視できないことなんだろうと思うのです。
つまり、復縁とは関係性の再構築、なんだと思うんです。
ぶっちゃけた話、カウンセリングでも復縁のご依頼をいただくと、僕は「確率50%を切る感じですし、完了は必要ですし、お互いに時間がかかるかもしれませんよ」とお伝えすることもあります。
もちろん、「もう完了しちゃってます」という方には、別のお話をさせてい
ただきますけどね。
その結果、元に戻ることができたカップル・ご夫婦もいらっしゃいます。
が、その関係性は以前とずいぶん違うものになっていることが多いようです。更に深い相互の理解がなされているといいますか。
悔しいけど・・・という部分に、なんだかリアリティを感じますけどね。
相手の幸せを願える強さって素晴らしいと思いますよ!
もしそうお感じなら、それぐらい私って愛せるんだよ、という自己承認があっていいと僕は思いますし、そういった「私の軸」を強くしていくことが、またあなたらしさや、新しい一面を開花させることにもなるんですよね。
これがまた「復縁」にいい影響を与えることも多いようですよ。
これは余談ですが
『「あぁ、もうあの恋愛は手放そう、私は前を向こう!」と思った途端に、元カレから連絡が来た・・・浅野さん、どうしよう?』
というご相談も、たくさんに伺っております。
私はもうあの恋愛を手放せた!と思っていても、元カレからの連絡で急に昔の感情が呼び戻されることもあるようなんですよね。
昔に戻っちゃいそうになるんです。
そんなときほど、心が元に戻るではなく、前に進んだ時に、それでも彼と出会えるかどうか、がポイントなんでしょうね。
それぐらい「ココロに馴染む」ものなんだと思うんです。
だから「なんとなく」物事が進んでいきますし、普段は怖れたり躊躇するようなことであっても、自分が「なんとなく」答えを出している事が多いものだと思います。
そういう意味では、真実のパートナーに出会うと苦労はしなくなる、と僕は感じています。
もちろんお互いのココロが成熟するとともに、感じるものが変わる、ということはあり得ると思いますが
真実のパートナーとは、惜しみなく与え、受け取れる関係が作れるものだと思います。
僕の所感ではなにより「違和感」がないんですよね。
さて。
もし、別れた人が真実のパートナーだったのなら、どうなるか。
どこか、お互いがお互いをもう一度求めることに・・・なってほしいなぁ、と僕は思っています。
ただ、私達には自我・エゴがあって
と考えることがあると思うんです。
この私達が持つ思い込みから解放されるまでには、いわゆる冷却期間が必要であったり、もしかするとお互いに別のパートナーとのお付き合いが必要になることも有り得る話だな、と僕は思います。
それがどれだけの長いスパンで起きることなのか、も、人それぞれでしょうね。
が、少なからず「執着」ではなく、どこかココロが惹かれ合うパートナーシップなら、また何かしらの形で求め合うことになるのではないかなぁ・・・と。
あくまで個人的な所感ですが、僕はそう感じていますよ。
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