恋愛と男性心理

無価値観が強い男性と罪悪感の関係 2 ~優しい彼・家族想いな夫が浮気したケースを考える~

心理カウンセラー浅野寿和です。いつもありがとうございます。


前回のテキストの続きです。

優しい彼、家族想いな夫が浮気したケースを考える、がテーマ。

優しい彼、家族思いな夫が持つ「無価値観の影響」についてテキストにしておりました。

例えば、パートナーとの間で、浮気の問題が起きて、夫婦で話し合って、もう一度向き合うという答えを出したとしても、

 

「男性側がいつまでたっても、自分を許せない」

 

だから、浮気相手との関係が切れない・・・という側面が出てくるし(同じ罪悪感を共有できる場所の方がまだ楽だという感じ)

 

さらに罪の意識から自分の欲求を地下で満たそうとする意識が強くなってしまうこともあって、「向き合ってくれない夫」が出来上がると言う事も少なくない話でもあります。

***ここからが続きのテキスト***

ここでのポイントは・・・確かに浮気の問題を引き起こした男性に強い罪悪感があるのは間違いがない。

でも、それだけの影響で今があるわけじゃないかもしれないという部分。

男性の中に「そもそも強めの無価値観の影響があったから」こそ、「罪悪感が強く響いていることもある」という部分はちょっと繊細に見つめておきたいところです。

だからなかなか本来戻りたいと思う場所に戻ることができない男性がいても不思議ではないんです。

ここでいう「本来戻りたい場所」とは、安心感があり、親密感があり、自分がエネルギーを投資してきた場所でもあります。

が、そう自らが行動できないと感じていると

その男性の態度はきっと、罪悪感にふさわしい態度であることも多いし、凄く冷たい態度であるケースも少なくないのです。

そして「無価値観」はなにより「決断力」を鈍らせる要因の一つ

これは男女問わずですが、自分に価値がないと思う度合いだけ、自分から何かを選ぶ資格はない・・・と思ってしまう傾向があるんですよね。

つい悪気なく、そう感じてしまうわけです。(もちろんそこを「根性なし」と人に評され傷つく経験をする人も多いですが・・・)

なので・・・あんまり言いたくはないことですけれど、女性がいつまで待っていても「相手から答えが出てこない」ということもありえるわけです。

さて、そんなケースを担当させていただいく場合。

基本的に僕のご提案は「あなたが選ぶという視点」を大切にしていくことが多いかなぁと思います。

「辛い気持ちはまずケアしていきましょう。

そして、あなたがまず、胸を張っていきましょう。だってあなたにはたくさん素晴らしいところがありますよね?」

と、まぁ僕がそんな話を連発することがあります。

まぁある意味、カウンセラーというより、セミナーでの心理トレーナーっぽい「リード」なのですが・・・(そこに見覚えのあるクライエント様もいるかもしれませんが)一時的にそんな話ばかりさせていただくことがあります。

何故なら、無価値観が強い男性の傍には、罪悪感の強い女性が噛み合う、という側面って否定できないからなのですね。

「自分ではダメだから・・・」
「他の人に比べて自分は魅力がないからダメ・・・」
「真面目だけが取り柄で頑張ってきました(面白くない、余裕がない自分がダメ)・・・」
「どこか自分は何もしないでいると放っておかれそうだから頑張る(ダメな自分は見捨てられる)・・・」

そんな思いって多かれ少なかれ人は持っているもので、いちいち問題にしなくていいと思いますが

ただ、この発想や気持ちが強いタイプの女性には、「無価値観」があるからこそ生まれる男性に「やさしさ」がとても魅力的に響くことがあるんですよね。

なんだか彼によって私が許された、認められた、彼が光に見える・・・そう感じるからですね。

だから、彼のその優しさをもう一度取り戻そうとされる方も少なくないように僕は思います。

が、それはより良い関係への前進というより、この問題が起きる前に戻るイメージになってしまうことも少なくないのです。

なので僕のご提案のスタンスは、「尽くすより、あなたが選ぼう」なのです。

そのうえで、あなたがどれだけ男性を一人前の男性として見ていけるのかどうか?が、とても大切かなぁ・・・と。

もちろん大人の男性を子ども扱いして欲しいわけじゃないんですよ、そこは誤解しないでくださいね。

ただ相手に決断を促すなら、あなたが先に「決めておく」必要は確かにあると思います。

じゃないと、相手が決断してくれないことで、またあなたが傷ついてしまう・・・そのスパイラルが生まれるからですね。

時に、ものすごく遠慮されて、「私も悪いし・・・」という部分からこの関係性の修復に入っていかれる人も多いんですが・・・そこ「やりすぎる」と出口が見えなくなっていく可能性もあるわけです。

ということで、いつも以上にお節介なテキストはさらに続きますが・・・

「ちゃんと自分に胸を張れるように頑張っていきましょうね(不安の手放し・目的の明確化)」

「自分のいいところ、いっぱい知りましょうね(自己承認)

「自分はそもそも人に喜びを与えていて、今も与えられる力があることを実感しましょう(つながりを感じること・インナーチャイルド的なアプローチ)

「頑張らないと愛されないと思いすぎている部分を、ある程度書き換えていきましょう(観念の書き換え)

実際のカウンセリングで、このようなアプローチを僕はご提案することがあります。

もちろんここにある手段は、「僕はこういう考え方もありますよ」と、ご提案しますが、選んでいただくのはクライエントさまですよ。

ただ、どんな手を使っても(笑)あなたがあなたを肯定的に捉える度合いだけ、「相手を助ける」という視点から、「自分で決める」からこそ「相手をもう一度認め承認する」愛し方にシフトしやすくなります。

逆に罪悪感が強いと、相手を助けようとしてしまうのですよね・・・。

でも無価値観の強い人ほど、「助けてもらう事」より、「信頼される」ことに飢えている人はいないんですよ。

「人に手助けされるとどこか屈辱感を覚える」のも、「人にそっぽ向かれることに超敏感」なのも、無価値観タイプの特徴< /b>ですからね。

だから、下手に出て、なんとか助けようとするより、

パートナーのことを

あんた、いい男じゃん

と言えるようになる方がよっぽど効果的かも?というカウンセラーの姑息な読みもあったりします(笑)

よくよく考えてみれば、浮気したパートナーに向かってそう言えるあなたも、もはや素晴らしすぎるわけですよね。

そして、あなたがちゃんと自分に胸を張った後、今のパートナーを見て「んーやっぱ違うわ・・・」と思うなら、そこで手放せるかもしれませんしね。

あなたがパートナーを受け止め、愛し、認めることと、あなたが受け身になり続けることは違うよ

そこは声を大にしてお伝えしたい!

そう考えると、今回取り上げている浮気という問題は、「今のお互いのスタンスのままじゃお互いに燃え尽きちゃうよ」というメッセージでもあった、と考えることができるかな、と僕は思うのです。

もちろんそれをどこまでポジティブに捉えられるか?は人それぞれだと思うのですけれどね。

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