恋愛・夫婦の心理学

彼とのケンカが続いているときの対処法 ~正義感が強い女性とその恋愛パターンから~

彼とのケンカが続いているときの対処法を正義感が強い女性の心理パターンから紐解く

浅野さんへの質問です。

浅野さんこんにちは。

先日友人に彼氏との悩みを相談したところ、
‘あんたは正義感強いタイプだからね、それとあんまり可愛げがないんじゃない?’
と言われてしいました。

思い返せば思い当たるフシはあります。

特に職場では、ルールを守らない人やサボってる人をみるととてもイライラします。
とはいえ直接注意したりすることはないのですが。。。

今お付き合いしてる彼氏との関係では、具体的に思い当たることはないのですが、
恋愛の場合どんな影響があるのか、教えていただきたいです。

よろしくお願いします。

ネタ募集ネーム:YDAYCさん

YDAYCさん、ネタのご協力ありがとうございますm(_ _)m

なるほど、「正義感が強い」「可愛げがない」がキーワードなんですね。

この正義感という言葉をどう理解するかによっても、考えられることが変わってくると思うのですけどね。

そもそも正義感とは、不正を憎み、道徳的な心情を優先していたり、「自分はこれだけは譲れない」と思うものに対して揺るぎない気持ちを持つこと、といえますね。

ただ

特に職場では、ルールを守らない人やサボってる人をみるととてもイライラします。
とはいえ直接注意したりすることはないのですが。。。

このように書いてくださってあるので、今回は「正義感」という言葉は

「これだけは譲れない」→「人に迷惑をかけない」「ルールを守る」「自分勝手ではなく人の気持ちを考える」という意味合いで解釈したいなと思います。

それこそが「私が愛される秘訣」という意味で。

 

正義感が強い人の恋愛パターンを考える

僕は、正義感が強いって悪いことではないと思っています。

ただ、こんな事も起きません?

人から正しいことを押し付けられると、つい自分が窮屈に感じてしまうこと。

いわゆる正義感が強い人が陥りやすい恋愛・対人関係パターンはこれ、です。

「人に迷惑をかけない」「ルールを守る」「自分勝手ではなく人の気持ちを考える」

こういった正義感、道徳観を持って生きていること自体は問題ではないのです。

ただ、正義感の強い人は、自分の正しさを破る人(タブーを破る人)を見ると批判したくなるのです。

「それ、おかしくない?」と感じやすいのですよ。

その結果、自分の考えが人に否定されている気がしてイライラしてしまうこともあれば、時には相手を正したいと思うけどそれもうまく言えず、ついつい敵視してしまうことがある、という点がデメリットといえばそうなるでしょうか。

そもそも正義感の強い人が、つい相手の気持を考えられず、自分のルールに反している人を敵のように認識してしまうとしたら、それこそ自己矛盾を抱えてしまいます。

すると、この矛盾を解決したくなって、自分の正しさをより強く伝えたくなったり、相手の考えが衝突して対立することが増えるのです。

本当はそんなつもりはなくとも、どちらが正しいかという勝ち負けがついてしまうのですね。

これがパートナーシップで出てくると、いわゆるケンカになりやすい傾向も出てきますし、お互いが不満を溜め込みやすいという状態にもつながりやすいわけです。

ただ、そもそも正義感の強い人は「人を思いやる」ことができるもの。

人を思いやるために「正しさ」にこだわっている人も多いわけですから、そのあたりは「どうすることがよりよい関係性を作る方法なのか」を見つめ直してみてもといいのかもしれませんね。

 

愛を正しさとして表現する人たち

正義感の強い人って「困っている人を放っておけない」傾向があります。

つまり、正義感が強い人が「正しさ」を主張するとき、それは自分のためではなく「相手のため」と認識されている事が少なくないと僕は感じています。

恋愛や夫婦関係の中でも、夫や彼、妻や彼女のために「こうするといい」「それは違うんじゃないの」と伝えている人がとても多いと僕は感じています。

だから「相手はこう言っているけれど、私は違うと思う」といった気持ちになる。

「どうして相手は私の想いを理解してくれないのだろう」と、密かに不満を感じたり、思いが伝わらない悲しさを感じている人も多いのです。

それぐらい「大切な人のこと」を考えているのですよね。

でも、その思いが相手にうまく伝わらなかったとしたら・・・

また自分の想いを「正しさ」として主張したくなると思いません?

 

彼とのケンカが続いているときの対処法を考える

このように自分の「正しさ」には、誰かに対する思いが込められているわけですが、それ以外の「意味」を考えることもできるのです。

それが「正しさ」を「絆・信頼」の代わりに使っている、というケース。

「正しいことを相手に伝える」ことこそ「相手のため」「愛情だ」と感じているケースですね。

正しいことを伝えることが相手への愛情だ、相手の間違いは正さないと相手のためにならない。

そういった絆の作り方、確かに悪くないように思うんですけど、先に書きましたように「勝ち負け」がついちゃう可能性があるんですよね。

ここが問題になりやすいといいますか・・・。

たとえば、「これは相手のため」にと思い「自分の正しさ」を主張したとき

相手の意見が否定される・負ける形でその言葉や行動が伝わったなら、正しさを主張した側も、受け止める側も、ちょっと傷ついちゃうと思いません?

「なんで分かってくれないの?」

「なんでそんな言い方するのよ・・・。」

そう思いやすいわけですよね。

こういった場合、「正しさ」を絆や信頼の代わりに使う前に、ちゃんと二人の間に絆や信頼を作っておくほうがいい、と僕は思いますよ。

もっと二人の間に、喜びやご褒美、ロマンスや分かち合えること(趣味や楽しみ)を持つことを意識してみてくださいね、といった感じで。

正しさより先に「楽しめる関係」を作ることで、信頼や絆がより深くなります。

とにかくそれが先、だと僕は思います。

そもそも「正しさ」を二人の絆のかわりにするには、相当な相互理解・親密さが必要ですよ。

たとえば、お互いのことがよく分かっている関係・・・

長年寄り添ったご夫婦などならば

「あの人はまた私に自分の正しさを伝えてきている、私が間違っているように言っているけど・・・本当はそうじゃないのよね、それはもう分かっている。あの人の本心は違うところにあるわ。」

なんて風に思えるかもしれませんが、絆がしっかり結ばれていない関係の中では

「相手にダメ出しされた」「相手は私のことを愛していないのでは?」

そう感じてしまっても不思議ではないのですよ。

もちろん自分の正しさを主張したときに、相手が共感してくれるなら問題なんて起きないでしょう。

しかし、お互いの考え方が異なるときは、勝ち負けが付きやすい。

これはどんな対人関係の中でも起き得ることだと僕は思いますが、このあたりをよーく考えてみていただくといいのではないでしょうか。

正しさで衝突し始めた二人の関係を改善させる方法は

「二人にもっともっとロマンスやご褒美が必要」と考えてみること。

そう僕は思います。

ABOUT ME
浅野 寿和
カウンセリングサービス所属心理カウンセラー。名古屋を中心に東京・大阪・福岡で〜旅人のように〜カウンセリング・セミナーを開催。心理学は現実で使えてなんぼ、がポリシー。
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