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大野カウンセラーのレスポンスが早すぎて素晴らしい!
6月12日(土)開催の【大野×浅野コラボセミナー】にちなんだ企画をスタートします。
大野愛子カウンセラーと浅野がひとつのコラムをリレーして書く、名付けて【コラボブログ】。
※今回のセミナーは「対人関係がうまくいく極意」という心理セミナーです。
(なのに、何故か恋愛心理の話ばかり書いている二人。なぜだ!?)
【コラボブログ企画ルール】
多くのリレー形式のコラムは1つのお題に対してそれぞれが回答する形なのですが、今回の『コラボブログ』では、各々が勝手に書いたコラムの「続きを書いていく!」が鉄の掟。
つまり
・相手の書いた提案・分析を受けて更に膨らませていくべし。
・相手の記事が掲載されたら、即執筆に入るべし。
・お互いに何を考えて書いたのか想像しながら書くべし。
・予定調和禁止。自分の意見と異なったら容赦なく自分の意見を書くべし。
・コラムの内容に関して、事前打ち合わせ、電話やLineでの連絡などのヤラセ厳禁!
・相手がとんでもないフリをしてきても、自己責任原則で受容すべし!
・とにかく出たとこ勝負で書くべし!
二人が何を書くかなど知る由もなく、どんな流れになるかもさっぱりわからない。相手がいつブログをアップするかも分からない。一度書き始めたらセミナーが始まるまで書き続けるという企画。
*
しかし、大野カウンセラーのレスポンスが早すぎて素晴らしい!めっちゃ早い原稿のアップ速度。いいですね。
ちなみに僕、今日だけでこれで3本目の記事執筆なんですよねー(^^;
書くべき原稿が多すぎてちょっと焦っていますが(妻に言われた買い出しにもいかねばならぬ)「泣き言言わずにさっさと書かんかい!」という企画なので、しれっと書き始めまする、ハイ。
男性も彼女の言動次第で天国へも地獄へも行くものですよ
さて、大野カウンセラーはこう書いています。
※大野カウンセラーの記事はこちら
【コラボブログ】彼の言動次第で、天国へも地獄へも行くのが女性というもの。せつないけどね。
女性は恋をすると、自分の価値が彼次第になってしまうところがあります。
彼が私のことを好きでいてくれたら、私は自分のことを好きでいられる。だけど、彼が私のことを嫌いになったら、私は私のことを大嫌いになるだろう。
愛されたら価値があるし、愛されなければ価値がない。
女性は、この感覚に振りまわされる人が、すごく多いんですね。
かつても私もそうでしたから、そのお気持ちはわかるところがあります。けど、悲しいのはね。彼の言動次第で、天国へも地獄へも行かなければいけないこと。
自分の価値を「彼に愛されているかどうか」にゆだねると、どうしてもそうなってしまう。
うーん、愛子さんに「女性は恋をすると、自分の価値が彼次第になってしまうところがあります」なんて言われると妙に説得力がありますなぁ。
確かに僕もそういった認識を持ちつつカウンセリングをさせてもらっているところですが、まぁあくまで男性なんでね、僕は。
僕なりのカウンセリング経験から学んだ要素を使っているにすぎないのかもしれないな、なんて思う部分もあります。
特に「女性は恋をすると、自分の価値が彼次第に・・・」って部分。
いや、待ってくださいよ。
男性も本気で女性を好きになると、今の自分が彼女次第になってしまう部分があるといえますよ。
ただ、女性のその感覚とは質を異にするものだとは思うのですけど。
例えば、いわゆる甘酸っぱい恋愛、若かりし頃の恋愛の中で、その当時好きになった彼女に夢中になっちゃって我を忘れてしまい、彼女の言動にぶん回されて大変な思いをした、なんてことあると思うのですよ。
そんな男性を見て、なんてピュアなの?なんて可愛いの?と思っちゃうお姉様方もいらっしゃるかと存じますが(^^;
え?だ、大好物ですか?そ、そうですか。で、では、しれっとお召し上がりくださいm(_ _)m
もとい、話が横に逸れましたね。
それぐらい好きな女性に夢中になっちゃって、関係がうまく言っている時は超幸せだけど、恋焦がれて我を忘れてしまったり、彼女の気持ちがつかめなくて不安になったり、「別れよう」とか言われて超絶ハートブレイクして当分立ち直れなかったり、なんてことは起こり得る話ですよ。
だから、このような男性にとって大好きな女性とおつきあいすると、自分のこと以上に彼女のことばかり考えてしまうようになる。
そんなこともありえると思うのです。
ただし、「自分の価値が彼女次第」となるかどうか、その感覚がどのようなものであるかは議論の余地があると思います。
まぁ人それぞれ違うものだろうとは思いますが、男性が「彼女に愛されなきゃ自分のことが大嫌いになるか」というと、どうなんでしょうね?
大好きな彼女をもう愛せない、もう関われない、と思うことで苦しむ人はいるでしょうが、愛せない、愛されないことで自分が大嫌いになるかというと・・・どうでしょう?
確かに嫌われれば「こんな自分嫌だ」となるけども。
そこにはどうしても女性心理と男性心理の違いがあるのではないか、と僕には思えてならないんですよ。
それぐらい「好きな人を愛すること」の価値を知っているのは、おそらく女性なのではないでしょうか。
男性は相手の役に立ちたい、相手のためになにかしたいと思うけれど、それが自分の中の愛情という感覚とつながっているのだ、という認識はあまり持たない人も多いんじゃないでしょうか。
「オレ、すごく彼女のことを愛しているんだ」って、だいたい「彼女のためにいろいろしてあげたいし、守ってあげたいし」みたいな話になっている事が多いわけですよ。
「目の前の人を選んで、心から受容する」という感覚より、「目の前の人に与え尽くす」といった感覚のほうが強いのではないだろうか、と僕は思うのです。
だから、大野カウンセラーが書いている
「彼が私のことを好きでいてくれたら、私は自分のことを好きでいられる。だけど、彼が私のことを嫌いになったら、私は私のことを大嫌いになるだろう。」
という感覚は、男性にはピンとこないかもしれません。
確かにめっちゃ辛い失恋を経験すると、与える気力もなくなれば、人によっては女性が苦手になってしまう男性もいるでしょうが、しかし「今はダメでも、今の自分では不十分だったとしても、また頑張って力を蓄えて与えればいいじゃないか」と考える男性は少なくないものでしょう。
つまり、女性に嫌いだと言われれば辛いけど、だからといって自分の存在理由のコアの部分まで傷つけようとするか、否定しようとするかというと、そうではない部分があるのではないか。
また頑張ればいいじゃないか(頑張れないときもあるけどさ)みたいに考えている男性って少なくないような気がします。
だから、大野カウンセラーが言う「彼が私のことを嫌いになったら、私が私のことを大嫌いになる」という話がよくわからない。
そう考えると、例えば彼との関係が怪しくなって不安を抱えている女性が、他の男性に相談した時に
「もし、その彼が君のことを嫌いになったとしても、君がまた頑張ればいいじゃないか。そんな嫌いになる人のことをいつまでも思っていなくていいんじゃないか。」
なんて風に思っている男性は少なくない気がします。
いわゆる「女性にとっての好き」の意味が伝わっていないようなイメージです。
そこにはまるで自分の存在自体をかけた感覚があるのでしょうが、「男性にとっての好き」はそうではないことが多いので、まぁ男と女はすれ違うのかもしれませんな(遠い目)
多くの男性はジェットコースターに乗らない・乗りたがらない
ということで、多くの男性って「与える」というコミュニケーションをよしとしている部分が多いんです。
まぁ女性も同じかもしれませんけれど、「相手を受け止める・受け容れる」というスタンスを使いこなせない人も少なくないんです。
これ、裏を返せば、男性は「懸命に与える」けれど、「人の影響をあまり受け容れない」ってことなんです。
この「受け容れない」が意味するものは、自分の感情、相手の感情、双方に受け入れないってことでもあるんです。
いわば「共感」が苦手だということですよ。
そう考えると、多くの男性って、恋愛・夫婦関係に限らず、職場の対人関係でも「相手の感情に寄り添ったり受け容れること」や、「自分の感情を表現すること」自体をあまりしないといえます。
つまり「多くの男性は感情のジェットコースターに乗らない・乗りたがらない」。
同じ気持ちを共有してほしい女性と、それを嫌がり逃げ回る男性の構図ってのはここから生まれるんです。
どこか男性はできる限り「自分次第」という感覚の中で過ごしていたいんです。それは感情や人の影響を受け容れることが苦手で怖いから。
つまり、「人の影響を受け容れることを苦手にしている男性」は少なくないってことなんですね。
こういった人は常に「これはこうすればいい」という話を多くするものでしょう。(それがいいかどうかは別にして。)
もちろん「人の影響を受け容れるだけの(男性的)包容力」を持った素敵な男性もたくさんいらっしゃいます。
そういった方はやはりパートナーシップもうまくいっているし、職場でも人望があり、人から好かれ評価される方になっています。
ま、モテるし、人気があるってことですね。
この「人の影響を受け入れる受容力」って、恋愛だけでなく、よりよい対人関係を培う上で超重要ポイントなんです。
が、なかなかね。
人の影響を受け入れるって嫌だと感じてしまう人も少なくないようですよ。
人の影響を受け入れない人は無自覚でハートブレイカーになる
対人関係において超重要なこと。
それは「自分の気持ちを上手に表現すること」だけでなく、「人の影響を受け止めることかできるかどうか」です。
多くの方は努力家でいらっしゃるので「相手により良いものを与える行為は得意」という人は多いんです。
が、パートナーシップ含めた対人関係では、相手の気持、感情、発想、感覚、観念、思い込み、誤解、を受け止めて理解するということも重要です。
例えば、「そんなの君の感情の話だろう」と相手の内面について理解を示さないまま突っぱねると、まぁ多くの場合、人望を失いがちです。
例えば、「仕事はできるけど話がわからない人」のように思われることは少なくないかもしれません。
この「人の影響を受け止めること」は、特に人の上に立つ立場になった場合や、誰かとチームやパートナーシップを結んで仕事をする場合、もちろんパートナーとともに過ごす場合、超重要になるといえますね。
言い方を変えれば「人の影響を(悪意はなくとも)受け容れることを拒絶すると、無意識のハートブレイカーになる」といいましょうか。
相手の影響を受け容れません、とシャットダウンすることで、相手の好意や気持ちを無意識的に否定しているってわけです。
もちろん多くの場合、ほとんどの方が悪意など持っていないですし、自分でも気づかないうちに拒絶している場合が多いものですから、だから自分を否定する必要はないのです。
ただ、この部分に気づけないと、例えば、自分に好意を寄せてくれる人や、自分を受け入れようとする人を傷つけてしまうので、なかなか厄介なトラブルになる要因になるのです。
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※前回セミナー用の動画ですけど、ハートブレイカーの話をしていますので、よろしければご覧くださいね。
この【コラボブログ】の続きは大野愛子カウンセラーのブログで!
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